2「 続・魔の19日」

★そしての03年11月19日は、水曜日かつ雨。

墨丸殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降りゃあいい・・。
そう、この日は客足遠のく雲ゆき。
おまけにヒマな週の半ば。
そんな昼間の午後、ミナミでボトルデザイン変更に伴うスミノフウオツカ・キャンぺーンイベントがありました。

魔の19日。雨。水曜日。
眠気押し殺してのミナミ行・・。
これら悪条件脳裏の片隅におきつつ、会場にてスミノフ、グビリ。
イベントでは新作カクテル紹介されるも、バアテンがアメリカ人ゆえかどれもこれも甘すぎ、グラスもべとべと。
材料のフレッシュ・ラズベリーなんて長居のどこで売ってるねん・・。
ボトル2本の記念品のみグッド。

その半端な酔い醒まそうと東急ハンズぶらつき、育毛剤使用時用へアブラシなんてのを千五十円で購入。効果なんて多数類似品使用経験上、期待はもうせぬが、なんとなくウキウキ。
クリスマス用品も季節柄目に付くけれど、節操のない異文化賛美に反発覚える我輩、見向きもせず。かといって、なぜか日本古来の初詣なんぞも行ったことがないンだけど・・。
注:当店のクリスマス飾りつけ、あまりしてません。彼氏彼女いない常連サンたちの反発もありまして・・。

ビルの外に出ると、はや夕暮れ時・・。
地下には「インデアンカレー」クリスタ店。
法善寺本店でのこの日の昼食にひきつづき、もう一食とも思ってみるが(それほどここのカレーは好み)前述の本日の悪条件脳裏に浮かび・・・そう、ここは長居ではないミナミの繁華街なのだ。見知らぬ飲み屋数限りなくあり、心が騒ぎ落ち着かぬ。
スキッ腹に流し込む一杯の酒よ!ああ・・と雨雲振り仰ぎ、『雨あめ、降れふれ、もっと〜降れ・・♪』の心境に。
で、こりゃ止みそうにないと無理やり結論づけ、「店、休もう〜!」

居酒屋の開店時間待ちかね、墨丸のお客さんに教えてもらった長堀の居酒屋「魚屋」へ。
むむ、ここはウリがないと思うんだけどなぁ・・。
二軒目、心斎橋の「サントリー オールドバー」へ。
安い。
が、マナーのよさそうな従業員と、はっきりそうでない従業員のアンバランスが気になって・・。場末の同業者としてそんなこといえる立場じゃあございませんが・・。
三軒目、「そばよし」前の古びた蕎麦屋へ。
蕎麦焼酎ロックと肉そば注文。ゆであがった麺見た瞬間、こりゃイカン。長居の「そばよし」にすりゃよかったか・・・。
四軒目、南船場2丁目の居酒屋「さかな粋(いき)」。
四軒目ともなるとさすが詳細おぼえてもいぬが、酒は名古屋の「ねのひ」。
当初、あいそ悪そうにみえた中国人のうら若き仲居サンも、ちょっとコワモテのご主人も、小鉢の料理も、会話すすむにつれもう一度伺ってみたい好印象に変化。CALL/6266−0788)。

そして翌20日、二日酔い兼寝不足の地獄気分の木曜日、来店客2組だけという実質的『魔の19日』を迎えてしまったのでありました・・。

教訓:水曜日よりヒマなはずの月曜日の24日(給料日前かつ19日よりひどい雨!)、今月ベスト5に入るほどの忙しさ・・・。なんでやねん?
水曜の夜、『なんで休んでるねん!』と、携帯に電話くれたTちゃん、Mさん、ゴメンナサイ。これからは墨丸、悪条件に打ち勝つよう奮闘努力いたします。あくまで努力、ですが・・。

★「今夜の名言!」

『あなたとおなべをつつくのは ずっといっしょに いようねってことなんです』
(コーナンで買った三百八十円の一人用土鍋のケースに書かれていた文言。ええなぁ〜)。 以上。

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