★千代田本店での昼の営業はランチタイムメインで、１１時３０分から夕方７時まで。が、２月１日からモーニングサービス始めることに。
でも、タヌコがからむとこんなことも紆余曲折。
昼間担当のタヌコいわく「午後３時以降はお客サンも少なくなるし、３時にクローズしてその代わりにモーニングしようか？」
ウム、かつても同じような提案があった・・・。
そのかつて、住吉店時代のこと。
昼の現場よく知らぬ夜の部担当の我輩、その提案に素直に「なるほどハイハイ、３時までネ」と、メニュー、看板せっせと作り直しての、新たなるスタートの数日後タヌコいわく、「３時に閉めても後片付けやら洗い物やらすると夕方に。その間にあの人とあの人が来てくれて、もったいないからやっぱし夕方まで」「・・・ハイハイ」
で、再度すべて作り直し。
さて今回、うかつにもかつての出来事失念の我輩、「ハイハイ」と。
「で、ランチの内容も考え直そうかと」
「ハイハイ。で？」
「普通のメニューに」
「ん？（ナニ？ふつうって？）」
・・・こんな時、上記（ ）の質問すると、極端に語彙＆ボキャブラリーの少ないタヌコの話に即応せぬ（いや、我輩からすれば即応出来ぬ）ことへのイラダチの返答が我輩の繊細なる心をキズつけズタズタにしてしまうゆえ、「ハイハイ」と返事しつつも今後せねばならぬであろう我が作業気になって、「で、え〜っと、なんです？ふつうって？」
（以降の会話、世間体を配慮し省略。ん？あれは会話というもンだったか？）
で、昼の部休みの週末、いわれたこと反芻しつつ店でせっせとメニューなど作り直してのチラシも大量コピー。これをガンバって配るンだ！新生墨丸だ！とガンバル気持ち頂点に達したその時、タヌコより電話。
「やっぱり夕方まで開けて、それから・・・」
「ン？もう、チラシ作ったけど・・・」
「！！韓流ドラマみンのンいま中断して考えてン！マスター、すること早すぎンねん！」
・・・なんで怒られなあかんねん？
タヌコが「たったいま」中断して「考えた」だけに対し我輩の「いま以上」のあの作業、どうなんねん？ズタ、ズタ・・・。
サラリーマン時代の我輩、「すぐやる課！」といわれたほど迅速果敢な対応にお客サン方より感謝感激アメあられの日々であったが、ま、今日の我が零細家内工業的組織内でのタヌコには理屈常識道理すべて通じず。いや世のすべての♀にあてはまるかと最近理解してからは（この歳になって？いや、あまたの♀への幻想から脱却するにはこれぐらいの年数を要するのだ・・・）、いまやひたすら無手勝流的（耐えがたきを耐え忍びがたきを忍びの）「ハイハイ・・・」の日常。
こ〜して紆余曲折の結果、すでに日付が３１日になったにもかかわらず、タヌコにあ〜でもないこ〜でもないと未決事項いまだ残されたまま（こちとらの作業手順おかまいなしで）、１日からモーニングサービス開始とだけは決まったのでアル。
ウ〜ム、ウ〜ム！こ〜して我輩は日ごと夜ごとに「痩せゆく男」となるのであった・・・。
タヌコ「マスター、最近痩せすぎちゃう？病院行ったほうがええよ！」
我輩「ハイハイ・・・」
※表題の「グッド・モーニング・・・」はロビン・ウイリアムス主演の、確か映画の題名。「痩せゆく男」はジプシーの呪いをかけられた主人公がどんどん痩せていくウソみたいな、でも読み始めるとそれが真に迫ってきて・・・の、スティーブン・キングの秀作ホラーです。 以上。