60「クーラー、ことわざ、赤い灯事件・・」。

★07年5月15日(火)

墨丸会員594号長田電気さんご協力により、店舗用クーラー新たに設置。
おまけは家庭用クーラー1台(中古やけど。これは自宅のタヌコの部屋用。彼女の部屋だけクーラーなかったのだ。彼女、南方系ゆえ暑さには耐えられるだろうと思ってたんで)。
みなさん、クーラー必要なときは我輩まで。
長田サンはクーラー専門の業者サン。みなさん、見積もりだけでも、ど〜ぞ!

深夜、お客のヨコちゃん、鹿の子さんとカウンターで飲む。
いや、飲みすぎたというべきか。(コンパのこと覚えてますか?)
で、翌日の・・・

5月16日(水)

夕方出勤すると我が妻タヌコ、鬼の首でもとったように「店のドア、鍵もかけんと半開きのままやった!」
うえー、昨夜酔っ払って鍵もかけんと帰ってしまったらしい。記憶が、記憶が・・・緊急避難的若年性痴呆症。

でも反論。
昨夜、壁面ネオン蛍光管切れに気づき電話で「電気屋に交換依頼を」と頼んでいたのに夕方出勤すると「どのネオンやった?」とランチ担当のタヌコ。
「ど、どのネオンって、まだ頼んでない?!」
ぜ〜んぜん別の、道路のたて看板を電気屋にみてもらったとのこと・・・。
「なんともないって、電気屋さん」
「あったりまえやろ〜。この間買ったばっかしやし、おまけにそんな場所の蛍光灯ぐらい誰でも換えられるわ!」
「変やなぁと思った。・・・わたしもう電気屋さんによういわんわ、マスター頼んできてや〜」
・・・オープン当初、ガス釜が点火しなくってパニクったタヌコ、ガス屋じゃなしにその近所の電気屋さん呼んで、結局なんの不備もなかったという恥ずかしい前歴あったのだった・・・。
でこの夜、その電気屋さんに出直していただき2階通路から道路に突出してる看板、特大ハシゴをかけての蛍光管3本交換・・・。四千八百円也。

5月17日(木)

雨が振り出してきた。
「墨丸殺すにゃ刃物はいらぬ。雨の3日も降りゃあよい」の夜だ。

先日の朝日新聞に載っていたが、ことわざの古くは5千年前のメソポタミアで「肉があるときは薬味がない」という言葉(わかる、わかる。我が家の冷蔵庫はその逆で)の記録があるそうで、日本では古事記に「硬い岩も酔っ払いを避ける」という意味のことわざ(わかる、わかる。この商売してると避けるに避けられんこと多々あり。長居店でのことやけど)があるとか。

面白かったのは、高校生の作ったことわざ。
「人生にプロはいない」(プロ的発言する人ほど信用できんしなぁ・・・)。
「愛は一瞬、うらみは一生」(経験上、わかる・・・)。
「親に冗談は通じない」(通じンかった・・・)。
うまいなぁ。するどいなぁ。

勘違いしていたのが「情けは人のためならず」。
「情けをかけて助けることはその人のためにならない」と思ってたら、「人への情けは自分のためになる」ってのが本来の意味だとか。
・・・そういえば何年か前にもこのことなにかで読んですでに理解してたはずやのになぁ。いやんなるなぁ、高校生にも劣るようで。(劣ってるンや・・・)。

冒頭の「墨丸殺すにゃ・・・」につづくことわざをここでひとつ。
「貧は人を不善に導く」(福沢諭吉?)。

5月18日(金)

我輩体験上「高野山赤い灯事件」というのがあり(この事件のことはまた今度)、その時点で宇宙人にさらわれ頭ン中をいじられたンではないかと思うときがある(本気で思ってるわけじゃないけど)。以下・・・

昨日だったかラジオかのニュースで「ヨット行方不明」と耳にした瞬間、墨丸会員298号Oさんのこと脳裏をかすめる。で、すぐ忘れ去った。
そしての夕方のテレビニュース。
そのクルーザーヨット「遊友」が和歌山沖で発見されたとの、なにげなく見たその映像片隅に、救出された乗組員Oさんが映ってるではあ〜りませんか!

・・・我が家の末っ子が海水浴場で車を降りた瞬間「やばい?」と。
で、その直後バイクにはねられた。軽傷。そのケガゆえ一人泳げず浜辺でくやしがってたのが被害らしい被害か。
またある人のことが脳裏を横切った後刻その人が来店するとか・・・。

これらは「思った」から実現するというンではなく、なにげなく脳裏に浮かんですぐ忘れることが実現するンであって、今度こそと宝くじ買い続けている現状ではゼッタイ当たらんだろうなぁ・・・。

★「今夜の映画!」

「サスペクト・ゼロ」(E・エリアス・マーヒッジ監督。04年)。
子供が自転車に乗っている。大型トラックが背後から迫る。道路に自転車だけがころがっている。そして「行方不明」の顔写真へと場面が変わっていく・・・。偏頭痛と幻覚に悩むFBI捜査官と連続殺人犯の物語。
う〜む、こういうドラマだったか。偏頭痛と幻覚がミソとはなぁ。惹きつけられる場面多しだけれど、そのミソがちょっと現実離れかなぁ。でもあいかわらずこういうお話は好み。評価3/5。

「サウンド・オブ・サンダー」(ピーター・ハイアムズ監督。04年)。
2055年。タイムトラベルが可能となり、原始時代の恐竜ハンティングツアーが実施されている世界。そのツアーでのささいな出来事から現実世界が狂っていくという物語。
こういうお話も好き。だけども最近のこの類の映画、かつてみたようなシーン多々ありで新鮮味に欠けるなぁ・・・。3/5。

★「今夜の名言!」

手を洗うとき、親指がおろそかになってるのに気がついたことあるかい。
指の中でも一番大切なやつだってのに、他のと別れて横につき出てるもんだから、まともに洗ってないんだよ。ちょいと水につけてこするぐらいはするかもしれないが、働きに見合うだけの丁寧さはない。きっと汚れるのも一番だろうにさ。
「空に浮かぶ子供」(ジョナサン・キャロル著)より。 以上。

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