★０７年５月２８日（月）
月末はバタバタするのでなかなかこのページも更新できない。
土曜日の夕暮れだったか、店の二階踊り場からなにげなく表をみてると、目の前２０センチ位の手すりの上に小鳥がとまった。
くちばしの両脇に白い筋のはいった茶色の小鳥である。
そして我輩を見つめるではないか！
顔を近づけても逃げようともしない。
目と目をあわせつつ、一瞬「虫の知らせ」かと思った。
即座にこいつは虫ではないと気づいた。
飼われてた鳥かとも思った。
子供の頃からいくども小鳥を飼ったがこういう小鳥は店頭ではみたことがない。
数分もそうしてただろうか、そっと手をのばすとさすがに飛びたった。
そしてどこかで待っていたんだろう、おなじ大きさの一羽の小鳥と空中でじゃれあうようにしながら飛び去った・・・。
何かの化身だろうか？
我輩になんの邪心もないのを知っててか？えへへ・・・。
もしかしてなにか幸運を運んできてくれたのか？
で、次回につづく。
５月２９日（火）
ドリームジャンボのシーズン終了間近である。
あの小鳥のおかげで宝くじ、当たったら・・・
かつて、ライブラリー・バーをオープンさせたかった。
が、お客に本を持って帰られたら、これはゼッタイ戻ってこないと経験上分かって断念。
トヨタのプリウス買って気ままに日本１周してみたかった。
・・・金があるんだからハイブリッド・カーでなくてともいいんだと気づいた。
週休２日制にしたかった。
・・・小市民的すぎるかと最近思えてきた。
常連サンを沖縄にご招待したかった。
・・・これは過去形じゃなく、いまでもしたい。
そして、店舗付住宅を購入。
一度でいいから（いままでの三店舗は我輩の素人設計だったゆえ）すべてが満足できるよう専門家と相談しつつ、きち〜っと設計施工のうえ新規オープンしてみたい。
・・・店内外はヴィンテージウッド（単なる古材でもいいが）で古色蒼然たる仕上げに（リタイア後は我輩の趣味とホームバーの場とするのを目論みつつ）。
看板ださず小さな店名プレートだけの完全会員制（辺ぴな場所でいいし、なんの店か分かってくれずとももういいのだ）。
会員には会員番号刻印入りキーをお渡しし、ドアは通常ロックのホントの隠れ家バーだ。
新規会員は我輩と特別会員たち（あなた！）の判断で入会を判断。
営業時間は９時から１時頃か。もうあくせくせんでもええんや・・・。
フードは我輩手作り渾身の料理一品がメイン（これはあくせくにつながりそうやから保留）。
ボトルキープも採用し、気ままに飲んでもらうのもいいな・・・。
そして月か週に１回は非会員入店可能日とし、入会を受け付けたり・・・。
で、我輩は終夜そこに閉じこもり、お客のいぬ間（来なくてもいいのだ）映画と本の世界に浸り続ける。
愛飲のボトルはアーリータイムスからターキー５０°にかえ（みみっちい）、酔っ払えば二階住居にひきこもりジャグジーで疲れをとる・・・（そうだ、会員用宿泊スペースももうけよう！）。
うぁ〜、楽やなぁ！
広告宣伝費もいらんし月末首吊ること考えんでええし、店の椅子で寝てこわばった体で翌朝銭湯にいかんでもええし、気狂い水飲んでなに喋ってるかようワカランお客相手にせんでええしなぁ。
１億円はいるか？
ま、我が人生、強運ゆえ（らしい）、諸君、楽しみにしていたまえ！
・・・が、月末だ。ドリームジャンボ買う金が、金が、ない。あはは・・・。
くちばしに白い線の入った小鳥よ、長生きしろよ〜！
と、思い出してしまった。
小学生の頃、仕掛けたワナか拾ったかで子スズメを手に入れたことがある。
翌朝、子スズメをいれたカゴに面した窓の外、向かいの家の屋根にズラリと何十羽ものスズメがならんでこちらをみていた。
あ〜、今思えばなんで返したらんかったンやろ！
その子スズメはすぐに死んでしまった・・・。
これは呪われてるのかもしれん・・・。
★「今夜の迷言！」
「それにしても消化してたのに消化されてしまう皮肉なボクの運命・・・」
亀田の柿の種の小袋に印刷されてるイラストと文言が好きだ。
お客サンに柿の種をお出しするたびにあとでそれを読もうと何十枚も輪ゴムでとめて保管してたのに、店舗移転のさいなぜか捨ててしまっていた・・・。
今回ひさかたぶりに新シリーズのそれを目にする。
今回のシリーズ、題して「けなげ組会員番号４２（ホルモン）」
いわく「失礼な名前だと思わない！？一説では食べずに「放るもん」を大阪弁で「ホルモン」と言ったとか・・・格安グルメのスターなのに！骨付きカルビやタン塩だけが焼肉じゃないっての・・・」で、冒頭のグチにつづくわけ。
ちなみに同時印刷されてる会員番号４１は「だし昆布」。
「生まれ変われたら全部食べてもらえるおでんの昆布や鰊の昆布巻きがいいナ・・・」とけなげでした。 以上。