65「週間雑記帳」

★07年7月1日(日)

前日(といっても今朝)朝6時半まで営業。こんなときにかぎって9時から火災報知器の工事。

1日とキリが良いので心機一転、店舗改善予定山積みにしてたンだけど、完全寝不足ゆえ工事終了後の12時半からしばし仮眠。で、15時半までも眠り込んでしまった・・・。
オープンまでたった2時間半。最大の窮地ゆえ最大の課題「入り口棚の移動」をまず開始する。

前夜、タヌコの「厨房、暑すぎる〜!」の苦情ひとことでひらめいたクーラー冷気の流れができるであろう棚の移動。
が、「すぐやる課」的わが性格災いし、オープン時間とっくに過ぎた19時になっても、終わらん・・・。
もうアカン。
棚移動だけならまだしも、付随して棚周辺の雑品収納、ネオン類の移動という雑務も発生してしまったのだった。分かりきったことやけど・・・。

21時。完全にもうアカン。
雨も降りだし営業あきらめて(!)休憩にはいることに。
こんなときにかぎって表にでるとお客のМさんグループにバッタリ。
「休みですかぁ?!」
「模様替えしはじめたら収支つかんようになって。座るとこもありましぇん・・・」
(ホンマ、毎度のことやなぁ、このいきあたりばったり的「すぐやる課」。Мサン、すみませんでした)。

で、近所にオープンした居酒屋「ゆう」に初訪問。
墨丸がオープンして以来の初めての後続飲食店です。
さきほどのМサンと「お互い先に行ったら情報交換を」と言い合っていて、早速出かけたМサンいわく「おすすめですよ」。

注文の和牛肉刺しとアナゴ刺身ともに品切れだったが、ハラミ陶板焼きと串盛りともにボリュウム満点。気のよさそうなご主人らと「お互いがんばりましょう!」とエール交換。でもご夫婦ともにお酒飲めぬというのが残念!飲み仲間欲しいンやけどなぁ・・・。

棚移動作業、結局午前2時過ぎまで・・・。店泊まり。

7月2日(月)

月末に続いて支払いに駆けずりまわり、大衆理容で散髪後自宅でシャワー浴び、愛車コペンの6ヶ月点検終えるともう夕方。また寝不足・・・。

この日は店舗改造計画のひとつ(前記散髪もそう・・・)、25枚のオートチェンジャーのCD全部入れ替え。オープン時より流し続けていたジャズをやめ、ボサノバと淺川マキなどのフォークその他に。この「その他」がクセモンやけど・・・。

この夜、20時前に初来店のテーブルのカップルとお話できたのは零時前後だったか。お二人とも一ヶ月前にこちらに転居して来られたとかで、当店の外観と店内の落差にびっくりした(とよく言われる。そんなに外観わるいかなぁ)。で、今夜も昨夜につづいて「お互いがんばりましょう!」
会話の途中でそのМクン、我輩と南紀同郷とわかり「では、呑みましょう!」とあいなる。
そのミニ宴会終了近くの午前2時過ぎ、飲み仲間のEさんより「ひさしぶりです」と電話。誘われるまますでに千鳥足なのに呑みにでてしまう・・・。

7月3日(火)

Eさんと朝まで飲み続ける。
仮眠後、コインパーキングから車出そうとして(寝不足か二日酔いのせいか)、あ〜、アホや。駐車ボタン押し間違えて倍額3千円も払うはめに・・・。

この日、粕取焼酎を仕入れる。
カストリ(下等)雑誌のカストリであるが、本品は灘の白壁蔵の松竹梅酒粕を原材料にした急造の下等酒ではないという粕取焼酎「日の本」。目新しいンでつい買ってしまったが、風味は「米焼酎」であるな・・・。

この夜2時過ぎ来店のお客「今夜はマスター元気ない?」「シラフですねん。二日酔いで」。4時終了。

7月4日(水)

映画「300(スリーハンドレッド)」(ザック・スナイダー監督。07年)をみる。
スパルタ精鋭300人とペルシャ軍100万との戦闘映画だ。
当初あの独特の色調気になったけれどいつしか見入ってしまった。
けれどCG駆使の昨今の映画より、60年代のカーク・ダグラス主演、キューブリック監督の「スパルタカス」なんかのスペクタル映画の方が映画らしかったし心に残ったなぁとつくづく思わされた作品でもあった。考えてみれば「ベンハー」の戦車シーンなんてCGじゃなかったもんなぁ。ろんたいクンと同様、評価は3.5/5か。

住吉我孫子の居酒屋「そらまめ」のひとりんママ来店。
いろんなトラブル続きで店を閉めようか続けようか云々いいつつもう二ヶ月近くも店を閉めている。おかげで我輩、住吉方面で呑めなくなってしまっていた。我孫子のバー「無人島」もクローズしたそうだし。
そうそう先月末、住吉長居の居酒屋「やり回し」の面々も来店してくれたのだった。
伝言板でちょっとお知らせしたけれど、「やり回し」の詳しい移転場所、それで分かりました。
岸和田市下松町1−17−5森下ビル一階。電話072(433)1226。粋造処「ここ家」。JR下松駅脇だそうです。
店主キンちゃんいわく「長居は客筋悪いワ。ヒマやけど田舎の方がええで」
う〜む、タヌコも千代田のお客サンはイイといってたなぁ・・・。

7月5日(木)

今週一番のヒマ日である。

1時過ぎ、先夜の飲み仲間Eさんよりまた電話。
ヒマでムシャクシャしてたンで再び誘われるまま出かけると、お客のKサンよりメール「今日あたり行きましょか?」。これも飲み屋への誘いであったが、すでに店を後にしてしまってた。今夜はEさんと住吉長居方面まででかけたのだ。が・・・う〜む、まだ2時過ぎというのに開いてる店がないではないか!
長居でこんなんやったら千代田がもっと悪いのンわかるわなぁといいつつ、
唯一の朝までやってる焼鳥「さのも」へ。満員。仕方なく「笑笑」へ。
う〜む、なんで関東から進出のチェーン居酒屋はこんなにマズイのだ!そのせいか、だだっ広い店内、われらだけであった・・・。

7月6日(金)

NHKの再放送ドラマにはまる。
東野圭吾原作の「悪意」だ。
間寛平出演というのとやはり原作読了が先だろうと初放送のとき無視していたドラマだったが、昼間なにげなく見始めてはまってしまった。

善良そうな二流の童話作家と人気作家の二人は幼馴染。
冒頭、その童話作家が人気作家を殺害。その動機を刑事の寛平が探るというのがメインストーリー。
次々とあからさまになる人気作家の裏の顔と童話作家の悲劇的人生・・・。う〜ん、原作買ってどっかにあるはずなんだけど、読んでみたいと思わせる佳作ドラマでした。シリアスな演技の間寛平も初めてでしたなぁ。

★「今夜の迷言!」

柿の種袋「けなげ組」ご紹介第3弾!

会員番号5(やせたら使ってもらえるベルトの穴サン)
「私の二つとなりの穴のやつは毎日使ってもらえるのに、私はいつもご主人のダイエット待ち・・・ベルトが古くなって捨てられる前に一度でいいっ!!使ってほしい・・・」

会員番号6(ストローの紙袋クン)
「中身のストローはちゃんとジュースを飲んでもらえるのに、ボクはぺリッと破られて、時々プッ!と吹き飛ばされたり、ギューッとちぢめてポトリと水をかけられて、フニフニのびるのを笑われたりする、ボクって一体何だ!」
以上。

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