66「墨丸の、夢は夜ひらく・・・」

★07年7月8日(日)

昨夜は店に泊まり4時間弱の睡眠後、棚移動とCD総入替えにつづく店舗改善計画の「看板」再作成着手。
店で寝るとガラス窓ニ方向からの朝日まぶしすぎ、短時間で目が覚めてしまうンで作業には都合がよい。寝る子は育つと信じてか、この年でも平気で10時間くらいは眠り続けられるし眠れるンだけども最近、睡眠7時間以上以下でも寿命が縮まると知ってしまった。もうどうでもええ年やけど。

いままで喫茶とバーの部の2種類の看板だったが、いちいち入れ替えるのも面倒で、かつ喫茶看板ではバーの内容もよく分からない(その逆も)と先日から下書き繰り返し、本日その合体分制作となった。

もうひとつの要因として、ランチの食材を「夕ごはん」にも利用と考え「家庭料理」タイムを21時まで設定していたけれど、ランチタイムで食材使いきる傾向かつ、夕ごはん利用率伸び悩んでいたことから家庭料理の名称とりやめその時間帯、以下の「アーリータイムサービス!」をメインにしたのだ。

1.パスタ&ドリンクセット 880えん
2.松花堂弁当(売り切れごめん!日祝休)700えん
3.フードオール10%オフ(日祝休)
4.1700種類のカクテル&リキュール オール500えん
5.呑み放題プラン(2名様より受付)1980〜
6.雨の夜 カクテル1ドリンク サービス

という内容で、1と6は会員のみ21時以降もOKに。
そのほか、24パーキングのチケット持参の方はチャージ無料とかのサービスも看板にはないけれども採用。

これら変更にともないメニューも再作成。
企画段階のぞき、7時間半もの作業であった・・・。

7月9日(月)

就職して、髪伸ばし10キロ痩せた元宿坊勤務の墨丸会員742号ろんたいクン住吉よりご来店。
夢(妄想か)として、「長居に戻って」との諸氏要望ふまえ住吉方面にもう1軒小規模のバーをだそうか云々の話を延々と彼とす。・・・う〜む、夢ひろがるなぁ!みなさん、いい物件あったらご一報を!
※早速メールあり。我孫子の格安喫茶店跡。15坪位・・・そんな広さやったらココから移転せなあかんやんけ!?う〜む。

7月10日(火)

15年前に働いていたD社では入社順に働きさん番号というのがあり、我輩は「2799」(1799だったか・・・)。
この日、「息子にD社にお勤めだったと聞いて」といらっしゃったのが番号3ケタの元先輩女史。すでに退職されて久しい方だが、顔なじみの同僚、後輩と違い、違う懐かしさありの夜であった。息子サンは当店での会員34号。

7月11日(水)

DVDで「Vフォー・ヴェンデッタ」「ハードエイト」をみる。
さすがウォシャウスキー制作・脚本(といっても他に好きなのは「バウンド」だけだけど)。
「V」はみれたなぁ!でも時間が経過した今はもう”残ってない”。しいていえば「ゲーム」や「ソウ」の人形同様あの仮面は心に残り続けていくか?印象薄れてしまうこんな映画が最近多いなぁ。評価4/5。

反面「ハード」は小品ながら、味のある96年度のアメリカ映画。
コーヒーショップの入り口で膝をかかえて座り込んでいるちょっと鈍そうな青年ジョン・C・ライリーに初老の男(フィリップ・ベイカーー・ホール=この俳優知らなかった)がなぜか声をかけ、一文無しの青年を助ける場面から物語は始る。
いまや主役級のグイネス・パルトロー(娼婦役)やヤクザなサミエル・L・ジャクソンなんかもからみ、ラストでその紳士の正体が明らかに・・・。
期待していなかったがこれは少々心に残ったポール・トーマス・アンダーソン監督作品。60年代のコッポラ監督「雨のなかの女」(若きジェームズ・カーンがフットボールの試合で精神障害を負った青年を演じていた)をなぜか思い出したりもしていた。3/5。

今週ほかにみたので印象に残ったのが田口トモロヲ初監督作品の「アイデン&ティティ」(03年)。
バンドブームの波に乗ってメジャーデビューしたロックグループの音楽的葛藤がメインだが、バンドをしていなかったら「もてないクン」(本人もそう自嘲する)的な、アフロヘアーで古臭い黒ぶちめがねの峯田和伸と麻生久美子(いいなぁ)の恋模様や、峯田にしかみえないボブ・ディラン風ロックの神様、デビューしても貧乏生活・・・など、異色の青春映画として楽しめた官藤官九郎脚本の作品。4/5。

「V」が評価高いのは、評価5(必見)4(損ナシ)3(普通。みてもみなくてもいい)2(駄作)1(みるな!)とするならば、やはり最初から最後まで”楽しませてくれた”わけだ。
で「ハード」は”個人的に楽しんだ”という意味で。この評価で判断すると、いままでの3.5/5って評価は4になるわけだなぁ。

★「今夜の迷言!」

恒例「亀田の柿の種」袋のけなげ組会員11号。
「自転車のブレーキのゴム」くん。
風をきって走る自転車の大切なウラ方。危険から守るためにリムにボクの体を押し当ててどんなに熱くても必死で止めるんだい!キキーッ!って音はボクの悲鳴なんだョ・・・。

けなげ組12号。
「ウメボシのタネ」くん。
同じバラ科なのにアーモンドの種はお菓子や料理に大カツヤク。だけどボクは果肉を食べたらポイ!長い長い間、酸っぱ〜い思いをしたのにナ・・・。
以上。

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