０８年３月８日（土）
★近辺に大型書店がない。
だから最近、新刊本、手にできない。
１年ほど前までは北花田の「はなだ書店」が贔屓でしたけど、我孫子にhona店オープンさせた年末行ってみると大型薬局に変貌・・・。
ダイヤモンドシティには紀伊国屋あるけれど、なにも買わなければ駐車場代とられるし・・・。
で、月曜日。
久しぶりに帰宅し（年末の店オープン以来たった４度目の帰宅）起きると愛猫インクが枕元でジッと我輩みつめてて・・・ちなみにインクはメス。猫にもててもなぁ。
犬は主人をひたすら待ち続けるのみというけれど、愛犬チョークに顔みせようものなら狂気的に歓び過ぎうるさいンで庭にいる彼無視し、いつもこっそり家ンなかに。・・・考えてみると酷やなぁ。
我が妻の人間タヌコだけや、違う対応は・・・.
この日店に出勤する途中、中百舌鳥駅前のツタヤで捜し求めてた本「マタンゴ」と「ザ・テラー」ようやく購入。
「マタンゴ」ですぞ！
小学生当時、恐怖におののいた東宝特撮名作映画の続編ともいうべき小説がでたんです（吉村達也。角川ホラー文庫）。
４５年ぶりですか、この題名目にするのは。
新聞広告でその書名みた時はある種、衝撃！
当時の東宝怪獣映画「ゴジラ」（１作目）なんかより、「美女と液体人間」「電送人間」「ガス人間」なんかのおどろおどろしい映画のほうが好きだった我輩、映画「マタンゴ」の冒頭、嵐で遭難したヨットが霧に包まれた無人島に漂着する場面、そこで発見する大型難破船。それらが不気味で不気味でちぢみ上がったそのトラウマよみがえって・・・は、ちと大げさか。
でも現在までの数々の映画にもあの不気味さはなかったような気もする（ま、子供の感性やからね）。
・・・で、食料もなくなり島のキノコを食べると・・・という前述各映画と同じこの映画は「変身人間」モノなんですが、その中でのベスト映画は間違いなしで。そうそう、ラストシーンがまたショック！
さて、小説はまさにその映画の続編。
映画をみていない人は読まぬほうがいいでしょう。
映画をみた人も読まぬほうがいいでしょう。
この小説、それなりに読ませてくれるンですが、あの「名作」をある意味「壊してしまった」感あり。
あのドロドロした人間の愛憎もとにした未知の恐怖を白日の下、科学の名の下にさらけだしてしまったようで・・・。
でも映画化されたら（されるでしょう。されたら前作も再上映されるだろうなぁ！）、みます。評価はおまけの、４/５。
墨丸会員３４２号ケンちゃんにホームページリニューアルしてもらったついでに、いままでの３ブログをひとつにまとめていただきましてん（「月刊墨丸」「墨丸ほろ酔い日記」なくなりました）。で、「３年も前からこのホームページってあってんなぁ！」とあらためて認識しました。でも、パソコン知識「まだ当時のままやん・・・」と再確認もしましたわ。以上。