113「恒例・墨丸忘年会!etc」

08年10月6日(月)

★今年も「墨丸忘年会」!

本日休業日の予定でしたが(我輩あいかわらず「予定」がなかったもんで)店、開けました。

この夜来店の墨丸会員541号てら吉クンと我輩同じこと考えてたようで、互いに発した言葉が「今年の忘年会は・・・」
で、二人でざっと参加可能者をリストアップしてみると20数名。
実参加者10数名として、問題は開催するお店。
(「墨丸で」という声もあるンですが、年に一度くらいは皆さんそろって外で飲みたいですわなぁ)。
我輩知り合いの座敷のある個人経営の居酒屋さんがどんどんなくなり・・・どなたか10数名入れるお店(我孫子、長居近辺)ご存知でしたら紹介してください。また、新たな参加者も募集中です(今月末締め切り)。

実施日は12月7日(日)。午後8時位から。
今後の「忘年会」に関するお知らせは「伝言板」で、どうぞ。

★ホントは予定あったりして・・・

実は昨夜就寝前まで本日予定入れてましてん。

墨丸会員787号ネチャーエフ氏(モンモン団会長)が「梅田で女性達と飲み会あります、どう?」ってんで・・・。
既報済みですが八月十八日の休業日から帰宅してないもんで、いまだ我輩夏服のまま。急に涼しくなった昨今「だったら上着いるよなぁ」と車でダイヤモンドシティへ。

ああ、日曜日やった・・・。
大和川の橋からすでに駐車場空き待ちの車が数珠つなぎ。
「こらアカンわ〜」とわき道にそれUターンしようとするとそこも車の列。
結局、松原方面大回りで帰店。

この時点ではまだ梅田に行く気満々だったのだ。
自転車でダイヤモンドシティへ。夕食に阪急サンマルコのカレーを食べたくもあった。
館内放送で「ご迷惑おかけしております。ただいま駐車場出庫に約1時間かかっております」
入るにも出るにもこんな時間のかかるようなとこ、わしやったらゼッタイ車でけぇへんがなぁ・・・。

で、帰り道、雨に降られ・・・。
こんなに苦労したというのに、目覚めるとなぜか梅田に行く気力がなくなってたのでした・・・。

10月9日(木)

★DVDレコーダー・・・

店に設置のDVDレコーダー(シャープDVーHR300。2004年製)、この2年弱で4度目の修理。

ディスクを入れると「規格外です」との表示。
その日に録画してた、いまだみたことがない名作日本映画「君の名は」第3部、録画出来ていなかった。
この表示が出てしまうと同じディスクに録画していた第1部からが、なぜかもうみれなくなるというハイテク機器のバカ・・・。

当初この表示が出るとホントに規格外と思い、メイドインジャパンのディスクをわざわざ買ってみたけれどやはり「規格外です」。レンタルDVDを借りて入れても「規格外です」。いったい何が「規格外です」なんや?

要するにディスクの情報を機械が読み取れなくなったンですわ(じゃあ「規格外です」じゃねぇだろ?)。
(昔、ビデオ・DVD再生シャープDVーRC600を買った時、レンタルDVD入れると「規格外です」。当時はまだビデオが主流だったゆえそのままDVD使わず保証期間過ぎてから気づいた。どのディスクも「規格外です」と。このRC600、最初から不良品だったんだわ・・・。修理センターに苦情言ってももちろんムダでした)。

で、先の故障理由。
三人目の修理マンでなんとなく理解できる説明が聞けました。
「飲食店での精密機器使用は、レコーダーの場合最短3ヶ月で壊れます。CDコンポも同様です」
なんで〜?
「タバコの煙、調理場の油煙、閉店後の室内温度の差・・・。録画は自宅でしませんと・・・」

そして本日、7ヶ月目でふたたび前回の三人目の修理マンY氏来訪。
「ね?やっぱりダメでしょ?」(自信満々にいわれても・・・)
「わざわざ扇風機で風をあてて煙を防止してるんですけど・・・」
「それでもダメです」(このあたりがようワカラン・・・)

買い替えも考えたけれど、いままで録画した大量のディスク、このDVーHR300でないとファイナライズ(面倒なことに、他の機器で再生するにはまずこの処理をせねばならぬ!)できないということは修理せねばすべてムダになってしまうのだった・・・。

我輩からの助言。
3年、5年という長期保証契約を結ぶべし。家庭内使用でもレコーダーは5年前後でイカレるとか。ゆえに今回のケースの場合のように自然故障だと全て無料になったはず。我輩はず〜っと修理代金払い続けてきました・・・ビデオやカセットの時代が懐かしいわ。

10月10日(金)

★「ブルー・ヘブン」(C・J・ボックス。ハヤカワ文庫)読了。

「男が惚れる小説」のキャッチコピーかつ訳者あとがきの「500ページを超える大作にもかかわらず、『読み出したら止まらない!』せいで150ページほどの作品に感じられる」云々に惹かれて購入。

カナダにほど近いアイダホ州の森で幼い姉弟が殺人現場を目撃、逃亡。犯人はこの田舎町で退職生活を始めたロサンジェルス市警の元警官四人。彼らは町の保安官のタスクホースとして官憲の力をバックに姉弟を追いつめてゆく・・・。

神話的存在とまでいわれた敏腕の元警官たちに対するは、姉弟を守り抜こうとする老カウボーイとその親友の老銀行マン。そして銃を撃った事さえない退職老刑事。いわば戦いのプロ対アマチュアなのだ。
この設定はイイ。
イイんだけれど最近のサスペンス小説、ハリウッド映画衰退理由と同様「アッ、斬新!」というのになかなかめぐり合えない。極端にいうと日本の、毎回同様の俳優達が演ずる単純起承転結ドラマ「サスペンス劇場」や「水戸黄門」のようなのだ。

おまけに冒頭から「ランチ」という単語が頻繁に出てくる。
物語の流れから「牧場」の意とは分かるンですけど、思い切って調べるまでイライラ。
結果「RANCH(北西部・カナダの)放牧場」なんですけど、北西部の放牧場がランチなんて分かる人は分かるんでしょうか?「ランチハウス」なんて単語が出てきたときには飯食う所や否や、でありました・・・。
(かつて小学生低学年の頃、我が家にテレビがきました。そこで芽生えた我が習癖。聞いたことのない言葉が画面からワンサカ。それを耳にするたびに広告の裏表紙にメモりまくってました。・・・残念なのはそれを後から国語辞典で調べなかったこと。実行してれば今ごろ・・・。いまでも未知の単語、特に外来語、地名、出来事に出くわすたびに本の頁を折り続けてはおりますが・・・)

結果、「150ページじゃなく、500ページ」のままでしたわ(訳者の評価は当てにはならず、です)。でも前回紹介の「ロスト・エコー」同様、悪党の描き方がハードで(刺激を求める最近の風潮の反映ですなぁ)、世も末ですけどおまけの、評価4/5。

10月11日(土)

★2日からランチ再開して・・・

昼前に起床しなければならないので、宣言通り「飲みに出る」ことがなくなりました。で、生活にもメリハリが出始めました(なんのええことあんねん・・・)。

でも、午前12時までは自主的には「飲まない」はなかなか守れてません。
仕事を終えて夜食を摂りながら眠気が生ずるまで録画した映画をみてます。
印象に残ったのは、米映画「ボージェスト」。

1966年当時、映画館でリメイク版をみたことがあります。
あの「刑事コジャック」のハゲ頭のテリー・サバラスが悪役で出ていました。
印象に残ってるシーンは、砂漠に孤立するフランス外人部隊の砦。そこに援軍が到着すると銃眼に兵士達の姿がみえるのになんの返答もない。砦の兵士達はまるで生きているかのように銃をかまえたまま全員が死亡していた・・・。この状況はいったいなんなのだ?で始まる作品です。

その1939年版を今回みました。
ゲイリー・クーパー主演です。
冒頭の「謎」はやはり興味を惹きますねぇ。旧新ともその場面だけが印象に残る作品、でありました(砦のシーンをのぞいてストーリーは新旧違ってます)。

もう一本は韓国映画「フライ・ダディ」
金城一紀原作(読んでません)、東映映画「フライ、ダディ、フライ」のリメイク版です。
愛娘をカラオケ店で暴行され、相手の不良高校生が有力者の息子兼高校ボクシングチャンピオンゆえ泣き寝入りさせられた平凡サラリーマンが、ある少年と出会いケンカの手法を学び復讐に立ち上がる、という物語。
日本版は岡田准一と堤真一主演。
ストーリーの細やかさは日本。ラストの切れの良さは韓国でしょうか。トレーニングを重ねるにつれダメ男が変貌してゆくさまが見ごたえのおすすめの1本です。どっちが?まぁ、日本版からどうぞ!以上。

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