０９年２月１６日（土）
★とある電話で・・・
「いまから５人で行くんですが席空いてますでしょうか？」と電話がはいる。
「大丈夫ですよ〜」
「サカモトと申しますが、予約お願いします」
「予約しなくても大丈夫ですよ〜」（ヒマやもん）
で、しばらくして、深夜いつも一人で来られる２０代女性来店。
「今夜はお早いですね」
と、声かけた瞬間、酒気帯びらしき中年のおっさん入店（というより乱入か）、「待ったかぁ〜」＆意味不明な言葉発しつつ、その女性に近づく。
うん？
一瞬、この彼女とこのおっさんは全然似つかわしくない！これはストーカーかぁ？やっべえなぁと思った直後、そのおっさん我輩に向かって、「わわわわわ〜！」
ギョッとした我輩。
その様子をみたおっさん「なんやぁ、わからへんの〜？」
・・・４０年以上も前、和歌山南紀の高校時代の親友で、現在宮崎県在住の「サカモトのモリちゃん」だった。
モリちゃん「ぜんぜん変わらんなぁ！」
我輩「お前も変わっとらん！」
高校時代、初クラスで姓名順に並んだ席が、サカモトのモリオ、我輩、そしてタナカのケイの順。
この三人が偶然仲良くなって、同じ演劇部に入部。特にサカモトのモリちゃんとは大学、社会人時代ともにいちばんの飲み友達であったのだが、残念ながら仕事の関係で宮崎へ・・・。
彼に続いて年配の男性ふくめ３人の男性来店。
年配男性「モリオの兄です」（そうそう高校時代、俳優の「ソノイ・ケイスケ」にソックリですねぇ、と言った覚えがあるけれど、もう今はその面影はなかった・・・）
その他男性「モリの弟です」「兄の息子です」「私も兄の息子です」（少年時代の弟さんには会ったことがあるそうな。けれど、もう全然記憶にない。髪の毛、我輩やモリちゃんより少なくなって・・・。）
サカモト家がこうして大挙して来てくれたのはとりあえず理解できたとしても、いまだ混乱。
では、彼らと顔見知りのようなこのうら若き常連女性の存在は？
遠く離れた南紀の彼らと墨丸のお客さんの彼女との接点は？
・・・偶然とはこのようなことだ。
彼女は大阪生まれの我孫子在住。
そして我孫子で働き始めたというモリちゃんの甥にあたる青年と出会い、明日結婚式・・・。
この式の前日、堺のホテルでの食事会の席上、モリちゃん「住吉で友人が店やってるけど知ってる？」と聞くと、彼女「墨丸という店なら時々行ってますけど」ってなわけで「世間は狭いっなぁ！」と、我輩をも驚かそうと弟さんに予約電話させた上で訪れてくれたというわけ。
ゆえに我輩、旧友との再会ふくめこの夜舞い上がってしまい、早々から彼らと飲み始めてしまった。
そして土曜というのにはや１２時半に店を閉め（！）、その時点で残ったモリちゃんとお客のヨッシーらと隣の居酒屋「そらまめ」に（もうこの時点我輩べろべろ）。
覚えているのは、暴言吐いて８ヶ月前に出入り禁止状態にしていたおばあさんが（こんな夜に限って！）「そらまめ」にきて（出入り禁止頃からここにも来ていなかったらしいのに！）偶然我輩の隣に座り、酔って機嫌の良すぎる我輩「久しぶりですやん、一緒に飲も、飲も！」「マスター、感激やわ〜！知らん顔されると思たのに！」と、また墨丸を思い出させてしまったり、我輩泥酔して記憶を喪失してしまったり・・・途中、若き男性が「隣の墨丸休みですかぁ？」と「そらまめ」に声かけてくれたのをうっすら覚えているぐらい・・・すみません、この夜来ていただいた方。そして、モリちゃん、ヨッシー・・・。以上。