203「ランチとバカ話」

11年1月29日(土)

★25日(火)、ランチ営業(永久的に)たぶん終了。

夏に始めたランチ、生活にメリハリできてその意味ではよかったけれど、やっぱりしんどい〜。
忙しけりゃ頑張るんだけれど、ヒマかつ寝不足で5キロも痩せたって、やっぱり不健康。
で、25日の当日なんて夕方まで延々寝続けてました。正月休み以来です。

代わりに
20時30分まで「ハッピーアワー」(世界の銘酒オールをお安く提供)。
21時30分まで「晩ごはんですよ〜」タイムに。
ランチ時と同様、パスタ各500円、墨丸カレー600円。ドリンク付きで各780円で〜す。

★今夜の「我輩はバカである!」

前回につづいてのコーナー、なんかコレ、連載可?
いや、そんなん続いたらほんまにバカやわ・・・。

26日(水)、睡眠1時間程度・・・。
なぜかこの朝、眠りも浅くかつ6時頃完全に覚醒してしまい(あ、25日夕方まで寝てたからかぁ?!)、早朝より仕入れ行。

仕入れ前に、堺蔵前のスーパー温泉さらさの湯へ出かけてしまった(いま思うと無理にでも寝ときゃよかった)・・・この温泉に来るとロクなことがないわけで。
以前記したけれど、たまたま温泉メンテナス日に来てしまったことがあり、そのあと午前に開いてる銭湯探しで延々と堺市内さ迷って以来の訪問でしょうか。あ、あの頃からバカやったんや・・・。
いやいや、この商売始めた頃からそうでした。
いやいや、そもそもこの世に生まれきたのがバカでした。

で、・・・やっぱり、睡眠不足?
行きなれたその温泉駐車場にいつものルートで進入し、いつも止める壁際の駐車場所へといつものように走行したまではよかったものの、カーブでなぜかいつもと違うハンドルの切り方を。そのとたん、「バスッ!ガクガクッ!」
・・・タイヤ止めの縁石に前輪タイヤこすってしまって、バースト。
パンクならいざ知らず、バーストですぞ!新車やのにもうタイヤ新品交換ですぞ!早起きしたばっかりに!「早起きは三文の徳」?アホか。

寒風のなか、トランクに詰め込んだ荷物おろして補助タイヤ取り出し、交換作業開始・・・ん?ジャッキ取り外すのん、なんでこんな固いのん?取れれへんやん!

で、タイヤ交換ごとしでと恐縮しつつ、保険会社のロードサービスに連絡。
サービスマン、40分後到着。
バックに控える保険会社のせいでしょうか、この手のサービスマンはどこの整備会社もとっても愛想がいい。
で、手早く交換してもらって後、そんな親切な方なんで、聞いてみる。
「教えてくれます?このジャッキどうして取り外すの?」
我輩をバカにせず「ちょっと固いですからねぇ」と、教えてくれました。我輩、緩めるネジを逆に締める方へ一生懸命回してたのでした(・・・内心、バカにされてたかも)。
バカだとおのれを思いたくない。睡眠不足のせいやん、な?DNAよ。

(昔、高野山の山奥で、墓石の角にタイヤをあててバーストしたことあり。そのときはスムーズに交換できたけれど、携帯も通じぬ山中で今回のような事態に陥ればどうなったことでしょう。墓石の呪いか!ですな)

新品タイヤ、オートバックスで一番安いので工賃込み、5185円。
この日のさらさの湯、たまたまサービスデイで、150円安の450円也(バーストなければこれこそ三文の徳)。
なんかバカにされてるような朝でした・・・。

★「今夜の本!」

「放火」(久間十義。角川文庫)

タイトルに「アカイヌ」というルビが。
江戸時代、猫に火をつけて家に放り込むと燃えながら走り回ってあちこちに火を移す火付け、いわゆる放火のことを「赤猫を這わす」といい、同様に犬や馬を使った「赤犬」「赤馬」もまた現代にまで伝わる放火を指す符牒だそうです。

01年の新宿歌舞伎町での雑居ビル放火事件(キャバクラの客ら多数が死傷した未解決事件)をベースにした東京スポーツ連載の警察小説、という点で興味。
が、なんだろ、このつまらなさは?
たとえば、「電話は分かっているかも知れないが、念のために言っておく」のセリフの次の記述が、なんと「××‐〇〇〇〇‐△○×△だ」
・・・こんなんわざわざ書く?面白本でも話の途中で渋谷区××町△△ビルなんて表現に出くわすと読書意欲が急激に低下してしまうというのに。
この箇所でも分かるように、とにかく主に会話が簡潔でない作品。
作者の未読本は2冊ほど残念ながら持ってはいるけれど、これじゃもう手にも取りたくなくなって、評価1/5。

でも作者には97年の「東電ОL殺人事件」をモデルにした作品もあり、これは他の作者の作品で読んだのでパスするとしても、89年の「女子高生コンクリート詰め殺人事件」に材をとった作品があるということで、これは読んでみたいかな。

「悪夢のドライブ」「悪夢のエレベーター」(木下半太。幻冬舎文庫)

お客さんいわく「5〜6百円出してこの新刊文庫本買うかといえば、買わない本ですねぇ」。・・・そうです(ちなみに本書はお借りしたモノです)。

それぞれオチは「ほ〜!」ですが、そこに至るまでが少々疲れて・・・。
とくに「ドライブ」はオチのために延々書き綴ってる感ありで、2/3。
まだ読める、エレベーターに閉じ込められた男女の意外な関係と展開を描いた「エレベーター」も、映画化作品(内野聖陽主演。モト冬樹のオカマキャラがいい!)のほうが簡潔な展開でオススメかも。
両作共にストーリーを半分程度に凝縮してればと・・・本作は3/3。以上。

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