50「リメイク作」

4.21sat/2007

★アサルト13

最近ビデオでも映画、あまりみていない。
みたのはビデオで、リメイクの「アサルト13」と、これもリメイクの「蝋人形の館」の二本。

「アサルト13」(ジャン・フランソワ・リシェ監督。05年)は、70年代のジョン・カーペンター監督「要塞警察」のリメイク。
カーペンター作品は内容覚えていず、今回ある程度新鮮な気分でみた。
でもリメイクってことと、好きでないイーサン・ホーク主演で半ばバカにしつつ・・・が、「マトリックス」の黒人脇役ローレンス・フィッシュバーンやギャング映画の佳作「ミラーズ・クロッシング」の渋いガブリエル・バーンらが脇役で出ていて、おっ!

街の再開発で、年が明けると閉鎖される警察署。年末最後の勤務をすることになった数人の警官のもとに、凶悪犯ふくむ犯罪者たちが護送車で送られてくる。その夜は大雪。そして周囲の建物はすでに立ち退き無人。その警察署になぜか襲いかかる精鋭部隊!

防御のため犯罪者に銃を渡さざるおえない状況、かつ仲間の警官に内通者がいるのでは、という主人公ら疑心暗鬼のもとでの攻防戦。う〜ん、結構みれました。
マフィアの大物を護送する特殊部隊がマフィアの殺人部隊に襲われ続けるフランス映画の佳作「スズメバチ」には銃撃戦でも緊迫感でも少々劣るけれど、みて損ナシ、と思う・・・。評価、3/5。

★蝋人形の館

「蝋人形の館」(ジャン・コレット・セラ監督。05年)も中学生の頃だったか、場末の映画館でみたB級ホラーのリメイク。
冒頭の単調な展開に「あ〜、面白くなさそう」と思っていたら、これも結構みれました。

異臭のする森にキャンプしてしまった若者たち。
そして迷い込んだ地図にない町。人気のないメインストリート。閉鎖中の蝋人形館・・・。
この映画、「絶叫賞」をもらったんだって。
さすがの我輩も目を背けたくなるシーン多々あり。
でもネタをばらすと、町の人間すべてが蝋人形化していたり町全体がテーマパーク化していたり、建物自体が蝋で作られていてそれが火災で溶けて崩れていくなんて、あり得んだろ?でも、こんなの好き。3/5。

★クライマーズ・ハイ

ここまで店で記しての帰宅後、1〜2年前に録画したNHKドラマをみてしまった。みてしまったという表現は、それが傑作ゆえ興奮して眠れなくなってしまったということだ。

その帰宅の午前5時頃、居間に灯りが。
「あれ、タヌコめ、感心にもこんな早くから起きて・・・」と思いきや彼女、取り込んだ洗濯物の山ン中で眠り込んでいた・・・。
また韓国ドラマをみていたのだ。いや、見過ぎていたのだ。
といっても非難はしない、できない。
ドラマのおかげでいまやあの象形文字にしか思えぬ韓国文字を、多少なりとも書けるようにまでなったのだ、我が妻タヌコが。
我輩、小学生の頃から洋画をみていたのに英語のテスト、赤点ばっかりやったのに・・・。ま、便所文字と、その文字便所に貼っとくだけで覚えられるというほど簡易な文字らしいけど・・・。

はい、先ほどのドラマの話。
それは横山秀夫原作の「クライマーズ・ハイ」
横山さんの小説は今までハズレがないのでこの作品も原作を読んでからみようと思いつつ、買えず読まずで日が過ぎてしまっていた。

物語は、1985年の世界最悪の飛行機事故、あのジャンボ機の御巣鷹山墜落事故を巡る地元群馬の地方新聞社を舞台にしている。部下の死というトラウマのため、40歳になりながらいまだ遊軍記者の佐藤浩市が事故全権デスクに任命される。以降、主人公を中心に取材を巡ってのあらゆる葛藤が緊迫感に満ちあふれた描写で2時間あまり。久方ぶりに骨太で大人のドラマを堪能。岸部一徳や杉浦直樹の存在感も抜群の作品。ビデオお貸しします。5/5。

★「今夜の迷言?」

タヌコ:どこがおもしろいのん?「クライマーズ・ハイ」
我輩 :韓国ドラマみすぎで日本語忘れたんやろ・・・。
てなわけで、全面的にオススメとはいえないかも・・・。

「リメイク作」完

<戻る>