97「天空の城ツアー 後編」

4.20sun.〜21mon/2008

★かんぽの宿

下山途中「こっちの道のほうがぜんぜん楽やん!」と文句の、グループ唯一のダイエット要人間ひとりんに、「このルートから登ったら城の全貌わかれへんやろ?」と、なだめつつ下山。

前述の「五百羅漢」見学後(一説には城の建造にたずさわった人夫たちが口封じのため殺害されるたびに供養のため彫られた石仏群とか。少々不気味)、一路、宿泊地「かんぽの宿 富田林」へ。

この宿については以前「ある夜のドライブ」(36)に記したけれど、奇しくも我が妻タヌコが昨年ここに就職。ボーナス、退職金もあり、週休2日制・・・我輩が勤めたかったわ。

当初、西吉野に実家のある今回の参加者ちかねぇ宅で宴会予定。
が、我輩いつものイタズラ心めばえ、「そや、タヌコ驚かすツアーも兼ねよか」となったわけで(類は類を呼ぶような今回の参加者も大賛成で)、ばれぬようペンネームでかんぽの宿予約。
でも実行日近づくにつれ、我輩いつもの気弱さ芽生え、「あ〜、わしだけ泊りがけの遊びやと分かったらうるっさいやろなぁ・・・」

先日、店の休日知ったタヌコ、「20日の日曜休み?なにすんのん?」
「え?あ〜、また高取城いくねん、お客サンらと」
「あたしもいこかなぁ」
「え?もういったやんか。あんなしんどいとこいきたいか?」と、しどろもどろでごまかしての今回、午後4時にその宿に入り、河内平野一望の露天風呂入浴後、5時半より大広間で宴会。この頃には大阪よりせいざぶろうも到着。

さ〜て、タヌコはいずこ?
と、レストランでその姿かいまみ、「あ、今夜は洋食部門担当かいな?」とホッとしつつも、驚かすことできぬ物足りなさも感じつつ、皆が着席の大広間にもどると、「え〜!」のタヌコの声。
厨房はさんでレストランと大広間は通じてい、見知った顔ぶればかりの墨丸メンバーの姿に目を疑った叫び声であった。

「びっくりするやんか!心臓止まりそうやったわ!」
「わしに日ごろ会えれへんから会いたいやろ思て」と、そこまでは計画通り。けれど、「支配人に挨拶して」とか「誰それに挨拶を」と、予期せぬ気苦労させられ・・・が、ビールや酒、鯛の荒だきやらデザートやらを支配人からどんどんサービスしていただき、これまた気を使うのなんの・・・。
前出ひとりんいわく、「登山でせっかくダイエットできたと思たのに、これで来る前より太ったわ!」・・・登山ちゃう、ハイキングやちゅうのに。

残念だったのは、宴会場がまさかの禁煙だったこと。
かつ、この日一時間睡眠の我輩、宴席途中で睡魔に襲われ後半寝ちまったこと。でも宴会後、カラオケルームにつづいて部屋での飲み会へての第1回旅行、好評ではあった。

★イベント予定

次回はお盆過ぎに、川湯温泉千人風呂体験もしくは御坊産湯海岸海水浴、高野山真っ暗闇ツアー、7800円湯快リゾート温泉旅行などのいずれかを企画。
そして、11月16日からは沖縄グスク&戦跡ツアーを、また年末は恒例忘年会を予定。みなさんもぜひご参加を!

★PS

今回の諸経費 @13448.5円。

タヌコとの下見(その時は今回のこと念頭になかったけれど)、これは大変だった。

幸い前述の最短(壺坂寺)ルートで城址訪問したものの、帰りはあの登りで約1時間最悪コース(と知らず)下山。
それも車を駐車させた元の場所にもどれると思い込んで(これは山頂の立て札地図が悪い)

で、登りルートと違い、延々とつづく暮れゆく山道に不安おぼえつつ、ようやく見覚えある場所に。
「お〜、やっぱりここや。たしかこの辺に車が・・・」
が、場所は似てても車は見当たらず、「では、ここはいったいどこ?」
すでに夕暮れ過ぎ、いまからあの山道Uターンする気力体力、懐中電灯もなく・・・めずらしくこんな場合、いつものグチいいださぬタヌコ、これは更けゆく山道に置き去りにされる恐怖心から、だったんだろう。

とにかく誰かに尋ねようと人家の見え隠れする方へ歩きに歩いてようやく出合った村人に、「あの〜、壺坂寺はどのあたりでしょうか?」
・・・はるか後方、いまや黒々とした闇に包まれた山々指差し、「え〜、あの山の反対側やね」
「!!。あの〜、バスかなんかは?」
「もう終バスでたわ」・・・まだ夕方やのに。
「あの〜、手近な交通機関は」
「ここまっすぐ行ったら壺坂の駅やけど」
「だいぶあります?」
「う〜ん、ちょっとあるかなぁ」
このときタクシー呼んでもらえばよかったのだ・・・。

月曜なのに通勤帰りの人など誰にももう会わず、家々は扉を閉ざしていて・・・遭難ってこんなんやろなぁ、とようやくたどり着いたひなびた壺坂山駅。待てど暮らせどタクシー来ず(車をとりに戻らねばならぬのだ・・・)
日はどっぷり暮れ、ようやくのタクシー運転手に疲れきった声でボソッと、「壺坂寺先の城入り口まで・・・」というと運転手、ぎょっ!とした雰囲気。
そらそやろなぁ、今ごろあんな山ンなかに行く人おらんわなぁ。心中目的以外には・・・。

仕事で参加できなかった方々へ、ちかねぇの「今夜の迷言!」

「あれは日本のピラミッドやね、ちょっとおおげさやけど。みんなも行くべきやったわ。考えてみ、毎朝山の上の市役所に出勤するみたいなもんやねんで。それも靴やなしにワラ草履でやよ。そんなん考えられる?すっごいわ、昔の人って」

★付録の「今夜の迷言!」

「海上自衛隊辞めたいちばんの理由は?」
「世の中のことわからんようになるからよ」
「ラジオとかテレビあるんとちゃうん?」
「客船と違うねんで。台風で客船沈んでも軍艦沈んだって聞いたことないやろ?ラジオの電波なんか入るかいな。全部鉄でできてんねんで、鉄で。で、港に帰ったら総理大臣代わっとってん。ほんで、こんな生活しとったらアカン思て辞めてん」

※高取城資料を「墨丸ノート27号」に添付しています。
※韓国映画「猟奇的な彼女」の、日本版がテレビで始まった。
主演はキライな草薙剛と、ステキな田中麗奈。
第1話みてみた。単なるバカ男とイヤミ女のバカバカしい学芸会ドラマ。で、途中でスイッチ・オフ。田中麗奈を少しキライになってしまったのが悲しい・・・。

「天空の城ツアー 後編」完

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