107「モンモン団発足」

7.26sat/2008
★ヒロイン募集

ケニアの反乱組織マウマウ団になぞらえ?「モンモン団」結成。
会長には、最年長者にして北原白秋の血を受け継ぎ(?)かつこの団体名に最もふさわしい方(?)と、墨丸会員787号ネチャーエフ氏を。
副会長は、血縁に竹下夢二、山本富士子がいらっしゃる名士、非会員K社長。
山賊の子孫ともいわれる発案者の我輩めは無役で、今のところこの3名のグループ。
その場にたまたまいらした女性タムリン・トミタは単に女性というだけで、我が団の「ヒロイン」でもなく、「ヒドイン」という立場に。

さてこのモンモン中年組織、今後いかなる活動するやいなや?
中年諸氏で日ごろなにかと悶々としてらっしゃる方、「ヒロイン」になってくださる見目麗しき女性、共にご入会お待ち申し上げておりまする。

7.30tue.
★ヒラリー・スワンク

前回記した「秋好英明事件」時から完全に昼夜逆転してしまい、今日などは就寝午後1時過ぎ・・・「秋好英明事件」読みふけったせいで、「ランチ」も休止のまま・・・。
で、前回記した米映画「リーピング」主演のヒラリー・スワンク出演作品をDVDで奇しくも立て続けにみてしまった。

「マリー・アントワネットの首飾り」
没落した貴族の娘が家名を復活させようと画策。ついには王室を巻き込む詐欺事件へと発展。それがひとつの要因となってマリー・アントワネットが断頭台に送られたという実話をもとにした米映画。
フランスが舞台なんだからフランス語でしょと思うけれど(異国を舞台にしての英語劇にはいつも違和感。戦争映画でナチが英語をしゃべるなんて最悪)、歴史の意外な一面を知ることができ、評価4/5。

「惨劇の11時14分」
深夜11時14分に起きた田舎町でのある交通事故に、一見無関係な人々がその時刻に連鎖的にからんでいたというブラックユーモアあふるる群像劇。この異色の展開は予想外で、評価4/5。

さて、スワンクさんのように一見女優らしくない不美人女優が主演を張る映画は、60年代アメリカン・ニューシネマの傑作、実在の銀行強盗ボニー&クライドの出会いと死を描いた「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウェイあたりからではないか?
当時、彼女がクライドと初めて出会う冒頭シーンで、「なに、この人?」とそのギスギスした雰囲気に戸惑いさえ覚えたものだ。
この頃を境にしてかつての女優らしい女優から単なる美形(?)もしくはメリル・ストリープや日本でいえば「3丁目の夕日」の小雪なんてまるで般若顔の(うちの息子に「こんな女とは結婚してくれるな」と頼むと本人は「そんなに悪い?」)、かつての銀幕の女優イメージからまるでかけ離れた脇役タイプの女優が王道を闊歩してるように思えまする。
うん、そういえば「俺たちに」で世に出た脇役ジーン・ハックマンなんてのもあれよあれよと言う間に主演級に・・・。ま、これが現実的といえばそれまでですが、なんか夢がなくなって・・・。

8.4mon.
★「今夜の本!」

墨丸会員734号チャン氏が貸してくれた「デッドウオーター」(永瀬隼介。文春文庫)を昼間、一気読み(我輩からはチャンさんのご要望で前述「秋好英明事件」を貸与)
さて本書「塀の中にいる死刑囚への復讐は可能なのか?」がキャッチフレーズ。未成年者ながら希代の殺人鬼と呼ばれた囚人に被害者の関係者らがいかにして復讐するか、がテーマ。

う〜む、チャンさんは「評価3/5でしょうかね」とおっしゃってましたが、我輩は、たかが18歳の犯罪者があの「ハンニバル」のレクター博士のごとき「希代の殺人鬼」となるその設定に説得力なしかと。
また解説に「死刑シーンの描写は無類」とあり、日本の小説でのその場面はそうかもしれぬが、S・キング「グリーンマイル」での先例があるではないか?
とみるとこの小説、一気読みながら「ハンニバル」と「グリーンマイル」下敷き小説の感ぬぐえず。でも作者のノン・フィクション「19歳 一家四人惨殺犯の告白」はぜひ読んでみたい読後感。評価3/5。

その一気読みで忘れていた・・・。
今夜は休みで夕方帰宅するつもりが、先日からショーケース型冷蔵庫の調子が悪く、明日その点検ありで上に乗せているビデオデッキ等を移動せねばならなぬのをすっかり忘れていた。最悪。
簡単そうな作業だが当初の設営時、電気屋さんも「う〜む」だったほどの配線の複雑さ。
で、その配線を取り外す前にこれはココとあとで分かるように各ジャックにマジックで箇所を明記。で、再接続。
これでオッケー、とホッとしたのもつかの間、これだけ対策を講じたのにwowowだけが映らん!

「デッドウオーター」の前に読んだのが牛尾節夫「最下級兵士の見た戦場 ガタルカナル兵隊戦記」(光人社NF文庫)
当時32歳の老補充兵の手記。著者は、玉砕した最前線の兵士の一員でなく後方の船舶工兵隊員ということで、餓死寸前まで追いつめられるが無事救出される。ある意味、最前線の地獄は想像するしかない物足りなさとプロでない書き手の冗漫さがあるものの、フィクションでは描ききれないだろう「飢餓のガ島」を垣間知ることができた。3/5。

★「今夜の映画!」

休日の今夜、自宅で下記DVD映画をみた。

「トランスフォーマー」
極端に言えば、キャラクターが「トランスフォーマー」っていうだけで、物語には特異性なし。でも続編もみるだろうなぁ。3/5。

「となり町戦争」
ベストセラーの原作もいまいちだったけれど、映画もそれを引き継いで・・・。原田知世が若々しいのが印象的ぐらいか。2/5。

「スゥイングガールズ」
我が妻タヌコが「9月に市のメモリアルホールにジャズ聴きにいこ!」ってんで、似合わん妙なこというなぁと不思議に思っていたら彼女、この映画みたせいだった・・・。
もう4年も前の作品なのにこんなにいい映画とは露知らず、これも目からウロコの「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督および初々しいキャストの面々にただただ頭の下がる思い。タヌコの気持ちも分かるような。わざわざコンサートには行く気はしないが。4/5。

「モンモン団発足」完

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