194「占いをみて・・・」

7.30fri/2010

★占い

日々の占い・・・
22日 気に掛かる事から手をつける
23日 雑用が自分を鍛えると心得て
24日 現実逃避している時ではない
25日 自分の弱さを認める強さを持つ

いままで見向きもしなかった新聞の占いコーナー、24日のを偶然目にし「当たってるやん?」
気になって前後の日のを見てみると、上記の通り・・・。
全部心当たりあり。
最近、何も手につきません、動けません。
で、この占い、気になって、気になって・・・のお話。

★兼好法師いわく

先日の新聞に、兼好法師が「徒然草」で「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比(ころ)わろき住居(すまひ)は、堪へ難き事なり」
冬の間はどんな家にでも住めるが、夏向きに作られていない住居は堪えられない。家は夏のことを考えて建てるべきだ。

このように法師は述べているとの紹介につづき、日本の着物も「夏をむね」とし、ゆったりとしていて湿気がこもらない工夫が目立つ。挨拶の仕方も、外国人のようにお互い抱き合ったりキスしたりする習慣がないのは「高温多湿の国では体を触れ合うこと自体が暑苦しいから」とあり、「なるほどなぁ」と、最近「ハグ、ハグ」してるヤカラがバカに思えてきて・・・。

ここの店舗は北向きのせいか、仕事終えて寝る際に1時間タイマーでクーラーつけておくと、起床まで寝苦しいということもないわけで・・・。

★肉?

で、「手につかない。動けない」のは、夏バテや気の持ちようでなく、何か体の栄養素が欠けてるんやろかと考えてみた。
好き嫌いのない人間は体が欲求するものを摂ればいいという説からすればこの数日、無性に「肉が食べたい!」。それも脂ぎったホルモンやレバ刺を。
・・・そや、肉は活力の源やん?

でも仕事を終えての朝方、そんなもの食べれる店もなく昼間にでもと思えども、これまたその時点「動けず」の悪循環。
ひきこもりが推定70万人いるというけれど、その人たちがうらやましい気分。
あ、いまの状況もひきこもりやん?

以前読んだ新聞記事に、妊婦は生肉厳禁とあった。
菌が胎盤を通して胎児に感染しやすいとか。
このことが脳裏に残っていたとき目にした数日前の産経新聞に、「えっ?」という記事が。

この季節、「生肉や生焼けの肉を食べての食中毒が多発」という見出しで、「そんなん当たり前やん」と読み飛ばそうとしたら、「生肉の大半は国の衛生基準に基づかず、飲食店の自主判断で提供されている」の一行が目に。
で、「えっ?」

いわく、厚労省が定めた「生食用肉の衛生基準」では、基準を満たした肉のみ「生食用」として流通できるのに、昨年1年間で生食用として国内から出荷された牛肉がない、という(なぜ出荷されていないのかが書かれていないのがもどかしい)
鶏肉は生食を想定していず、基準自体もないとか(ということは100%生食向きではない、ということやんか?)
では飲食店でのあの「牛レバ刺」「鳥わさ」は何なのか?
それは、飲食店側が加熱用の食材を自主判断で生食として提供しているのが実態と。
被害者が出ない限りは業者が罰せられることはないらしく、これはちょっと恐ろしいことでは?・・・脂ぎったホルモンだけにしょ?それもよ〜く焼いて。

★ある投稿

次の話も偶然目にした記事から。
一昨日、お客のE嬢が「電車で靴のまま座席に上がってる子供がいて、ダメよって注意したら、その母親にらんできてん」と。
そのときすでに我輩酔っていて的確に返答できずだったが、脳裏に浮かんでいたのが新聞の読者投稿欄(投稿マニアの集まりみたいなものと聞いてから読まなくなったコーナー。でもこの投稿文は目を引いた)、いわく「しかるとは善悪しつけること」

55歳の主婦の方の投稿。
スーパーのアイスクリーム売り場で5歳くらいの男子がアイスを手にとってはケースに投げ返すのを繰り返している。店員が「溶けるから」とやさしく注意するとその子の60代の祖母が「お兄ちゃんにしかられたね。怖いからやめなさいよ」。その20代の母親は「怖いねぇ、やめないとまたしかられるよ」(こういう言い方はよく耳にする)

その投稿者は、「何々さんにしかられるよ」という他人を使う言い方は、その場では効き目があるかもしれないが、「悪いことだから」「間違ってるから」やめなさいと善悪を教えねばしかったことにならないと思うと述べていた。
わしやったら、大の女が二人もいて我が子、孫に注意もようせんのか。否、そんなことも脳裏に浮かばんのか、の文言いれて投稿するけど・・・。

ま、たいした内容ではないのだが、「しかることは善悪しつけること」という、記者がつけたのであろう表題が心に残ったわけ。しつけと称する虐待が多すぎるもの。
刑務所に入ると子供に対する犯罪者は同房者から「虐待」されるらしいですね。目には目を、です。

★「今夜の本!」

刑務所といえば先日、吉村昭の「プリズンの満月」(新潮文庫)読了。
戦犯収容所の東京・巣鴨拘置所の看守を主人公にしたノンフィクション的な作品。
終戦直後というと、戦犯に対する非難轟々の風潮とばかり思っていた。
が、日本人所長を初め、看守一同が戦勝国による一方的な断罪による戦犯たちに同情の目を向け、拘置所生活の改善に努力し続けていたことが戦後の左翼思想的教育を受けた我輩にとって新鮮な驚きでもあり、プリズンの歴史を初めて学ばせてくれた作品に。評価4/5。

戦後といえば、海道龍一朗「百年の亡国 憲法破却」(講談社文庫)は、日本国憲法誕生の、戦後直後から1年余りのその経緯を描いた長編作品。
巻末の膨大な参考文献、ま、これらから抜書きすればこんな作品が生まれるんだろう的感想。憲法を学びたい方にはお薦めかも。評価2/5。

「占いをみて・・・」完

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