269「ランチの悲劇」

5.16fri/2014

★電気釜のスイッチをいれる・・・数秒後、思い直してオフに。

数時間前まで仕事していての起床、そしてもうまた仕事の延長的に自炊する気が今回起らずしてのランチタイム、当てもなく我孫子の町に今日もまた自転車で出かける。

でも我孫子って「ここぞ!」って食事処がなぜかない(居酒屋もだけど・・・)

そう、中華屋、喫茶店数々あれど(整骨院、パーマ屋も)、なぜか豊富なメメューありの「洋食屋」がない。
かつて洋食屋を経営していた居酒屋の主人にその旨聞くと、あまりにも食材のロスが多いのだそうだ(ということは需要がないってこと?もしくは・・・)
別の居酒屋主人に「昼間のメニューにあったあのビフカツは?」と尋ねると、「あまりにも出ないので居酒屋メインにしてからはやめました」とのこと。
そうなんだ。我輩はなぜかビフカツが好きなんだ、といま気づいた・・・。

最近オープンした喫茶店のランチは1週間ごとに同じメニューの繰り返しで2週間ほどで飽きてしまった。とある古株の喫茶店では食事中にエビフライから髪の毛がでてきウエイトレスにやさしく指摘。「作りなおします」というのを丁重にお断りし(食欲失せるわなぁ)、代わりにーヒー注文するとコーヒー代もタダにしてはくれたけれど、なぜかここの料理はすべてがすべて、まずい。どうしてなんだろ?これは不思議だ。だから最近は行ってはいない。

別の古株喫茶店では時々好みでもないランチをお得感で食していたのだけれど、最近メニュー見て気づいた。
たとえばオムライスはサービスランチでも通常価格で、食後にコーヒー注文するとコーヒー代が安くなるというだけの話。食後のコーヒー飲むならば我が店でという我輩「なんで食べたくもない白身魚フライなんかをいままで食べてたんだろ・・・」。そう気づいてからはランチには利用していない。

新聞など読み物を置いていないとある店では、料理出来上がるまでの空白時間を悶々と待ち続け、ようやく出てきたミンチカツ定食を食べ終わると主人「お味、いかがでした?」。で、「ちょっと油濃かったかな」と返答すると「いや、ちゃんと油を切って・・・」云々いい始め、「すみません、風邪で病み上がりなもんで・・・」とこちらが弁解するはめに。それまでは「おいしかったです」ととりあえず返答してたんだけれど、もうお愛想的返答が面倒でそれ以来足が向かわなくなってしまった・・・。

以前も記したけれどある焼肉店では「うむ、値段も手ごろでせいぜいランチに利用させてもらおう」で、お勘定。
「ん?兄ちゃん、あれとこれでこの値段間違ってるんちゃう?」
「あ、すんません」と勘定しなおしてもらっての、我が店に戻りポケットから釣銭出すと、まだ間違っていた(もちろん当方が損)
その店前を通るたびにそのこと思い出し、ましてやふたたび入る気分になどなれないのだった・・・。

唯一好みの味の中華屋では、店のドア開けた瞬間、おかみさんが鼻くそほじくっているのに出くわしてしまった。
そのこと思い出すたびにあの手でこの料理皿を持ってきているのかと、食欲半減。。
西に離れたとある喫茶店ランチは格安なれど、そこのウエイトレスはあまりにも無愛想(顔はかわいいのに)
勘定の際も店を出る際も、無言・・・だけならばまだしもかもしれぬが、なぜかお客を恨んでいるようにも思えるつっつけどんな態度で、これも食欲半減・・・。店主はなぜ注意しないんだろ?これも不思議だ。

料理の盛り付けもよく、値段の割には美味いかもと思える喫茶店があるのだけれど、食べたいランチメニューが月に2〜3回ほどしかない。
で、この日もとりあえずそこに向かうと、ランチは「おでん」。我輩、煮物だけは好みではなく、この店はその手の料理が多いのだった・・・。

所詮、喫茶店ランチは喫茶店なのだ、我輩は洋食屋でのビフカツを欲する!と悶々とし始めたところで我が店に戻り、電気釜スイッチをオンにすべきだった・・・。

そんなに食欲があるわけではないけれど、この時間なにか食べておかねば空腹感生ずる午後三時頃の昼食となると夕食摂れぬ腹具合なわけで、深夜営業時間中に空腹にさいなまれることになるわけで・・・。
ならばカレーは?・・・最近食欲減退気味ゆえ1週間に3回以上は食べているか。うむ、ざる蕎麦ぐらいならと行きつけの蕎麦屋に向かう。

その店は出汁も蕎麦も丼物も我輩好み(長居公園通りの今はなき「吉田」もおいしかった)
だけれども、シャイなのか機械的に「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」しか言葉発しないおかみさんが玉にきずで、たまには違う言葉を聞いてみたい。で、こちらも機械的に蕎麦を食してる気分になりつつある・・・。がその店、月曜休みだったのを忘れていた。

その先にある蕎麦屋は単価が千円前後なので余裕のない我輩にとっては論外。

我孫子にもう一軒ある蕎麦屋には問題がある。
蕎麦定食のごはんを口にしたとたんの違和感。
そう、砂をかむよな、という言葉が当てはまるのだ。ジャリッという感触なのだ。米粒をしかとみるとすべてがすべて欠けている・・・くず米か。
それを思い知ってから、前述の蕎麦屋が休みの時、仕方なくこの店で蕎麦だけならと・・・いままでコメに気を取られすぎていた・・・蕎麦自体も出汁も口に合わぬとこの日さらに思い知ってしまい、おまけにお茶に髪の毛が。もう行ってはいない。

現在我輩が知っているだけで、ある丼屋とあるトンカツ屋、ある焼肉屋、あるうどん屋もくず米を使っている。
こういう専門店イコール職人の店のイメージなのに、なぜこんなコメを使うのだろう?だれも気づかないんだろうか?常連さんは指摘しないんだろうか?料理人の誇りはないんだろうか?(ボクはないけど・・・)
味を感ずる舌の味蕾の数は黄色人種が最多なのだそうだ。特に日本人のその数は特出し、で美食文化が発展したとか。なのでこのコメのことが不思議なのだ。

南方系の我が妻リ・フジンなど、少々古い食材などまず我輩に「食べてみて」と・・・いや、これは食中毒で我輩を亡き者にしようとしているのかもしれぬ。いや、若いころ彼女が作った焼き飯が妙な味がするので「ちょっと味おかしくはないか?」と聞くと「なぁ〜んで?」と、きょとん。
で台所に水を飲みに行くと、焼き飯を炒めたフライパンの中のしゃもじ、先端が溶けていた・・・。プラスチックのしゃもじの味だったのだ。ゆえに毒殺をたくらんでいたわけではなく、彼女は我ら誇り高き日本人の味蕾というものが欠如している南方系異人種だったに過ぎなかった。以降、我輩は彼女のことを「君の祖先は人食い人種だったのだ」と諭している。

話がそれたけれど、先ほどのコメ問題、もしかして我輩のこだわりすぎか?・・・と昨夜、その焼肉屋の話がお客さんから出て、お客さん「あそこは肉は美味いんやけど、メシがなぁ」との発言。我輩の勘違いではなかったのである・・・。

またまた話がそれているが、こうなると食欲がないはずなのにどうしてもざる蕎麦を食べねばならぬ強迫観念ともいうべき欲求にかられ、午後から雨の予報だというのに「長居の方まで行ってみよう・・・」

で、長居に向かう道すがらの一軒目、定休日。
二軒目も定休日(でも勘違い、そこはうどん屋だった)
最近発見した三軒目、定休日!
蕎麦を食べたいという月曜日もあろうに、そろいもそろって定休日!・・・これも不思議だ。

あ〜、こんなにも我が店から遠ざかりつつあると雨が降りはじめたらびしょ濡れではないか!ランチタイム過ぎると休憩タイムになってしまうではないか!
食事処の夕方までの休憩というのも不思議だ。昼食を食べ損ねる人もいるはずなのに。ま、我輩のことやけど。
「蕎麦屋!蕎麦屋!はやく蕎麦屋!」と、もう完全なる強迫観念のみに支配され食欲はもうゼロみたいなのに・・・JR長居商店街に入っての四軒目、その店はつぶれていた。

そ〜しての五軒目で(たぶん我輩が知っている範囲で最後の店)ようやく蕎麦にありつけたのだけれども、もう、もう疲労困憊の極致。まったく食欲失せてしまっていた。雨に遭遇しなかったことだけが幸いだった、ランチタイムの悲劇でした・・・。チャンチャン♪

★「今夜の本!」

「生存者ゼロ」(安生正/宝島文庫)

墨丸会員チャンさんにお借りしました。書店で平積みになってる新作です。
北海道沖の石油掘削基地での謎の職員全員死亡事件を発端に北海道の各都市が壊滅していくパニック小説・・・。
「このミステリーがすごい!」大賞受賞作ながら(この賞、年間ベスト小説発表する宝島社の「このミス」の賞と異なり、宝島社発刊本対象にした賞と気づいた。どうりで・・・)、パニックサスペンスものの「アンドロメダ病原体」「ジョーズ」「鼠」「スウォーム」「グリズリー」「オルカ」「ピラニア」「サタンバグ」「黒い絨毯」などを読んだり観たりしたかつてのその手のファンの我輩からしてみれば、もう新鮮味感じられずで、評価3/5。

「ランチの悲劇」完

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