289「落とし穴」

3.1sun/2015

★本日、雨です。

こんな日は仕入れ行も控え、終日店に居続けてしまうわけで、ある意味これ幸いと、昨年末までに終えるはずだったカウンター内と厨房の整理整頓、今年3回めを精力的に実施(狭い場所にモノ詰め込みすぎて片付けるのにも「知恵」要し。あいにく我輩その「知恵」足らなくっての3回目なり)

2回目のとき、カウンター内奥の事務机小引き出し開けようとし、ボトル棚に数ミリ引っかかって引き出せぬことに気づいた。
おまけにその中には長年不明だった事務用小物発見(なんでこんなトコに?それも引き出しにそれ一つだけが入ってんねん・・・)。わずかの隙間からそれ取り出そうと悪戦苦闘しても取り出せぬもどかしさ!
かつ「ウム、この机、こんな奥に押し込んで物置と化してるではないか?これを使えば客席で事務作業中にお客いらして慌てて片付けるってなこともなくなるではないか」と、この我孫子店オープン七年余りにしてこのことにも気づいた(「知恵」が「知恵」が・・・)
いや、当初は使えるはずの机だったんだけど、通路にモノ置きすぎてたどり着けなくなってしまってた・・・。

で昨日、頭のなかでその配置図、妄想的に思い描き、本日それを精力的に実行に移す。
・・・妄想的図面だったゆえ机の移動だけで半日もかかった。だからまだ片付いてません(「精力的に」でもなかったか・・・)

3.12(木)

★目覚めると午前10時すぎ。

「うむ、午前7時に寝てまだこんな時間か。それにしてはグッスリ感!」
これならば今日こそ整理整頓してしまえるなぁ!
(5日に不要品ダンボール数箱分、自宅に送っただけでいまだ片付いていず)と、ランチタイムにはまだ早く、とりあえずベッドで新聞を読む。

今月から読み残しなく新聞を読み切ろうと決めた。
今までは「このあとは後で読もう」と折りたたんでしまうと、結局うず高い古新聞の束行きとなり、たまったそれを一気読み!と実行してみると読み終えた記事だと途中で気づくこと多々ありでこの行為、大いなる時間の無駄感ありあり。
結局、見知らぬ世界詰まってるであろうその束を廃品として出してしまうという繰り返しだった。ま、読み切らんでも大勢にゼ〜ンゼン影響ないんだけど。

で、今月からは「読み始めたら最後まで」と。
今朝の新聞などは東北大震災関連記事多く、それも新味のない内容ゆえ読み飛ばして早々に読了。
で、枕元の腕時計見ると「まだ10時半か・・・いや11時・・・半?・・・ン?あれ?」
針が11時の位置。なのに一方の針は30分の位置?
一瞬、「なんでぇ?!」(ただし「一瞬」ですぞ)

・・・腕時計を逆に見ていた。
ホントは夕方の5時、だった。
寝起きの「10時」と思ったのは逆に見ると(逆に見ずとも)「午後4時」。
・・・グッスリのはずやん、9時間寝てたんやから。
・・・だからまだ片付いてません。

補足:長年愛用のアナログ腕時計をリサイクル店でカシオのソーラー電池電波時計と交換購入した。
ご存知のようにこの種の時計、ブラックフェイスに各機能の文字盤多々かつ左右対称で、寝ボケまなこで逆に見て気づかんかったわけ・・・。ある意味「落とし穴」であるなぁ・・・(二回も見間違えるやなんてお前がアホなだけやん!)

★「今夜の本!」

このコーナー、昨年12月初旬以来です。
すでに3月、こんなに永らく「本」から遠ざかっていたのは人生初めて?
今年になってからは今だゼロ冊!
活字中毒から脱したのかしらん?
脱したくないんだけど・・・。

睡眠関係の記事によると、ベッドで本を読むことが習慣化すると脳が「ベッド=本を読む場所」と記憶し、条件反射的に覚醒モードになるという。
思うに最近、以前に比べ「泥酔モード」でベッドに倒れこむせいでかその「覚醒」解除されたのかも・・・なんか人間、終わりみたい。

で、前回掲載後読んだ本は?とチェックすると、昨年12月末までに以下二冊のみ。

以前紹介の「戻る男」の作者、山本甲士の「巡る女」(中公文庫)は?
若き女性が県の公務員試験を受けに行く途中、突然の雨に降られて立ち往生。
本数の少ないバスを待つか、来ぬタクシーを待つか、駅まで走るかの選択肢。
そのそれぞれの選択で始まる異なる人生の物語・・・。
こういうのが相変わらず好きな我輩。が、それぞれの人生で登場する脇役達存在変わらずで(それは良しとしても)、すでに読者が前章で熟知してるその脇役の役割説明繰り返しがくどく、評価3/5(担当編集者、何しとったん?あ、出版するには原稿枚数足らんかったんや?)

同じく山本甲士「ひなた弁当」(中公文庫)は?
気弱な中年営業マンの主人公がある日突然リストラに・・・。
会社側の仕打ち、上司の裏切りなどの描写ふくむ前半は生々しく、これは読ませます。さらに、妻にも娘にも愛想を尽かされている男は「無職に」と言い出せず、毎日公園のベンチでひとり悶々。
この追い詰められた心境、味わった者には分かるまいなぁ。
そしての後半、公園でドングリ見つけた男は子供の頃にそれを炒って美味しかったこと思い出したのが発端で、川端の野草を料理してみたり、その際知り合った釣り人に川魚の釣り方伝授されたりし・・・ついには公園でそれら食材での手作り弁当販売し始めたところ・・・という再生物語。
サラリーマン経験しての自営の我輩、「半歩踏み出す勇気、それがひなた弁当のレシピ」ってなコピーに拍手したくなって、4/5。

★「今夜の合言葉!」

「落とし穴」
で、サービスドリンクorおつまみサービス!

「落とし穴」完

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