336「我孫子の正月」

1.23mon//2017

★さて、「ハンズ」「ミナミ」の正月に続く「我孫子の正月」だ。

その日は1月5日(木)。
住吉区我孫子。23年間続いた墨丸の終焉の地。
前回記載の、墨丸会員920号愛しのエリー嬢との新年会の地でもある。

「ミナミの正月」で一応今夜の呑み会の件、参加者にお伝えはしたものの、まぁ、これは皆さん仕事始めもあり・・・結局「浪人」の我輩「若すぎる娘にどう対応したらええねん?」と一人危惧しつつも、「午後6時に何処かの店で待ち合わせ」の1時間前に地下鉄あびこ駅着。

これまた危惧していたことながら、着後の1時間近く待ち合わせ場所決めるべく駅周辺の顔見知りの店々訪問すれど、正月休みもしくは開店準備中。
歩き疲れ果て、いまだ入ったことのない目の前にあった居酒屋「平蔵」にてエリー嬢来たるまで時間つぶそうと、店内から彼女にメール。数十秒で、近所にいたという彼女、入店。

うら若き乙女との「対応」のことなど危惧するまでもなかった。
23年間の墨丸営業中、思えばほとんどのお客さんが我輩より年下(年長者の自覚なんてなかったのもおかしいが)。20代女性は珍しくもなんともなかったんだと、一年ぶりに再会したとたん気づいた。

★二軒目。

可もなく不可もなくゆえ「平蔵」早々に切り上げ、もう開いてる時間だろうと、以前より気になっていたイタリアンバル「テッパン酒場」へ。

カウンター4席にテーブル2卓の、6坪ほどの小さなお店。
一人でひっそり営業するにはちょうどよい。
う〜ん、いいなぁ。こういう店をもう一度・・・とまた思ってしまうポイントの一点は、ママさんの知り合いの知り合いという、我輩もそのタッチだけは知っているイラストレーターによるミュージシャンの似顔絵パネルの数々が壁面を飾っていること。
う〜む、創業時の墨丸で、改修費用なくの壁面汚れ隠すため欧米の映画スター肖像を何枚も飾っていたのと同じではないか。これだけでも個性的雰囲気になるもんだなぁと第三者のお店で改めて気づかされた次第。

ま、「イタリアン」というだけあって我輩愛飲の日本酒、バーボン、麦焼酎なしが寂しいけれど、ママさんとも話が合って「また来よう」と思わせてくれたお店だった。

★三軒目。

その「酒への飢え」で、かつて墨丸営業終了後毎晩のように通っていた夜明けまでオープンの懐かしの居酒屋「なじみ」に。

一昨年夏、「なじみ」の女将さんが墨丸に呑みに来られ、「何の表示もなく週末に店が閉まってるのはおかしい」と、この時点から墨丸の一部お客さん方に我輩の入院事件が広まったのだ。

ここで計3時間の新年会解散。
振り返って本日の二店目、三店目に共通していたのは、「人の良さそうな」方々の店だということ。
あれこれが美味しい、店の雰囲気がいい云々よりも、この「人」での落ち着ける場所ってのが我輩がいままで通い続けていた店々だったんだ改めて気づかされた次第。
エリー嬢「次回の忘年会か新年会、必ず連絡してください。絶対参加しますから」と言ってくれたのは嬉しかったけれど、かすがいともなる「墨丸」なきあと、今年のような集いはいつまでも続けられぬであろうとの思いも。

あ、エリー嬢、忘れてました!
メールで約束してた「脳神経外科病棟」の人には言えぬ裏話っての、聞くのを・・・。

「天満の正月」につづく。

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