444「今夜の本!」1/2019 のベストは?)

2.1.fri/2019

★「今夜の本!」

ガジュ丸評価基準。
5「傑作」4「秀作」3.5「佳作」3「普通」2「不満作」1「駄作?」。
NF=ノンフィクション ※=再読作品。

01.「狗神」坂東眞砂子/角川文庫/3.0
02.「蛇鏡」坂東眞砂子/文春文庫/ 3.0
03.「孤宿の人」(上下)宮部みゆき/新潮文庫/3.5
04.「リバース」北國浩二/PHP文芸文庫/3.0
05.「メビウス・レター」北森鴻/講談社文庫/3.0
06.「神の起源」(上下)/J.T・ブラナン/ソフトバンク文庫/3.0
07.「星々たち」桜木紫乃/実業之日本社文庫/3.5
08.「凍原」桜木紫乃/小学館文庫/3.5
09.「白光」連城三紀彦/光文社文庫/3.5
10.「ダーク・ハーフ」スティーブン・キング/文藝春秋/2.0
11.「獏の檻」道尾秀介/新潮文庫/3.0
12.「殺ったのはおまえだ 修羅となりし者たち、宿命の9事件」NF/「新朝45」編集部編/新潮文庫/3.5
13.「石の中の蜘蛛」朝暮三文/集英社文庫/2.0 [日本推理作家協会賞長編部門受賞]
14.「天窓のある家」篠田節子/新潮文庫/3.5
15.「家鳴り」篠田節子/新潮文庫/3.5 ※
16.「お艶殺し」谷崎潤一郎/中公文庫/3.5

★「ガジュ丸賞!」

ああ、嫌だ嫌だ。不調のまま1月が過ぎ去ってしまったではないか。
それゆえか、いま振り返ってまとめて評価下すと、読後直後よりすべてがワンランク下の評価になってしまっている?そんな中で、甲乙つけがたい桜木紫乃、連城三紀彦、篠田節子各氏の作品、現実の事件取り上げた「新朝45」編集部によるノンフィクションなどから「ガジュマル賞!」一冊のみ挙げるならば、宮部みゆきの「時代小説最高峰」といわれる「孤宿の人」か。薄幸の少女「ほう」(「阿呆」のほう)を巡る描写はまさに宮部ワールド!
(その他のコーナー、休載します・・・)

「今夜の本!」1/2019 完

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