464「今夜の映画!」7/2019のベストは?

8.10.sat/2019

★「今夜の映画!」

ガジュ丸評価基準。
5「傑作」4「秀作」3.5「佳作」3「普通」2「不満作」1「駄作?」
NF=ノンフィクション ※=再観作品

01.「ビューティフル・ディ」2017/イギリスetc/3.0
02.「アサインメント」1997/カナダ/3.5
03.「フォーエバーフレンズ」1988/アメリカ/3.5
04.「オンリー・ザ・ブレイブ」2017/アメリカ/3.5
05.「黄泉がえる復讐」2017/韓国//3.0
06.「アンシンカブル 襲来」2018/スウェーデン/3.5
07.「アブダクション」2017/アメリカetc/3.5
08.「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」2005/アメリカ/監:ジョン・ボルソン/出:ロバート・デ・ニーロ ダコタ・ファニング/4.0 ※
09.「MEG ザ・モンスター」2018/アメリカ/3.5
10.「渇き」2009/韓国/2.0
11.「バンク・ジョブ」2008/イギリス/3.5
12.「ステルス」2005/アメリカ/3.5
13.「SPL 狼たちの処刑台」2017/香港/3.5
14.「女と男の観覧車」2017/アメリカ/監:ウディ・アレン/出:ケイト・ウインスレット/4.0
15.「ワーロック」1954/アメリカ/3.5
16.「女殺油地獄」1992/日本/2.0
17.「インフィニティ 覚醒」2018/カナダ/2.0
18.「W・スナイブス コンタクト」2017/カナダ/2.0
19.「累 かさね」2018/日本/3.0
20.「アニー・イン・ザ・ターミナル」2018/イギリス/3.5
21.「ブルー・マインド」2017/スイス/3.5
22.「坂本竜馬を斬った男」1984/日本/2.0
23.「ディール・ブレイク」2014/アイスランド/3.0
24.「バリー・シール アメリカをはめた男」2017/アメリカ/3.0

★「断念!映画」
「面白くなさそう」と中断してしまった、「断念=残念」映画は?

「パニッシャー:ウオー・ゾーン」2008/アメリカ
「ハッピーエンド」2017/フランスetc
「勝手にふるえてろ」2017/日本
「クレイジー・リッチ!」2018/アメリカ
「世界侵略:ワシントン決戦」2018/アメリカ
「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」2017/アメリカ
「SPL 狼たちの処刑台」2017/香港
「スキャナーズ」1981/カナダ
「リアル」2017/韓国etc
「東京流れ者」1966/日本
「ヴェノム」2018/アメリカ

★「期待作!」

「曽根崎心中」(1978/監:増村保造/出:梶芽衣子 宇崎竜童 )や「近松物語」(1954/溝口健二/長谷川一夫 香川京子)をかつて観て、期待の近松門左衛門情念の世界ふたたびかと期待の「女殺油地獄」(1992/五社英雄)は、堤真一らテレビタレント総出演で興味半減かつ近松らしさ伝わってこずの作。

竜馬暗殺の黒幕、京都見廻組の佐々木只三郎を演ずる萩原健一追悼放映の「坂本竜馬を斬った男」(1987/山下耕作)は、ショーケン見せてるだけかの作。

ハズレのないトム・クルーズ主演作。が「バリー・シール アメリカをはめた男」は、同主演の「ザ・マミー 呪われた砂漠の女王」に続き、我輩にとってはハズレ作。犯罪ドラマはシリアスなほうが好み。

「エイリアン」的怪物期待の「ヴェノム」は、なぜか観る気起こらぬアメコミ物だった・・・。

★「寸評!」

「アブダクション」(2017/クレイ・スタウブ)は、田舎町の母子失踪事件捜査に訪れたFBI捜査官が知る、エイリアンによる拉致という三流テーマのオチながら、それまでの展開から目を離せずの拾い物。

「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」(2005/ジョン・ボルソン/ロバート・デ・ニーロ ダコタ・ファニング)は、上映当時観たと気づいたけれど、思いがけぬ結末も忘れてたなんての二度ドッキリ作。

映画ではないけれど、二部作の海外ドラマ「フーディーニ 幻想に生きた奇術師」は見応えありだった。20世紀初頭の脱出王ハリー・フーディーニの生涯をエイドリアン・ブロディが熱演。奇術のネタバラシが随所で描かれているのも楽しい。盲腸破裂でか毒殺でかの謎の死の原因を遺体発掘で調査をと以前聞いたけれど、どうだったんだろ?

★「今夜の名言!」

「今が最高に幸せだ」
「『幸せな結婚』などない。『幸せな死』がないように・・・」
 5月に観た「ポワゾン」より

「人生で起こることはたいてい背後からくるものだ。絶対に前からは来ない。だからお前も振り向きながら生きろ」
 4月の「名もなき野良犬の輪舞」より

「スタヴロスが家族を失望させるような息子なら、そのように育てた我々も没落する運命なのだ」
 4月の「小さいおうち」より

「顎をへそから離しなさい。ようは前を向きなさい。そうすれば辛いことがあっても平気だよ」
 4月のテレビドラマ「デザイナー渋井直人の休日」より。ペルーの言い伝えとか。

★「ガジュ丸賞!」

最近、傑出した作品に巡り会えずだが、選ぶとすれば「女と男の観覧車」(2017/アメリカ/監:ウディ・アレン/出:ケイト・ウインスレット)か。
1950年代のNY郊外コニーアイランド舞台に、生活に疲れた中年主婦が海岸の監視員の青年に惹かれていく話で、一言でいうとたわいない展開。けれどアレン監督の手にかかるとついラストまで。ケイト・ウインスレットの老け具合が女優の儚さを感じさせもした。

「今夜の映画!」7/2019 完

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