496「今夜の映画!」(7/2020のベストは?)

8.26.Wed/2020

★「今夜の映画!」

ガジュ丸評価基準。
5「傑作!」 4「秀作」 3.5「佳作」 3「普通作」 2「不満作」 1「駄作?」
NF=ノンフィクション類 ※=再観作品 ?=ようわからん 

01.「天国でまた会おう」2017/フランス/3.5
02.「ブラインド・マッサージ」2014/中国etc/2.0
03.「96時間 レクイエム」2014/フランス/3.5
04.「search サーチ」2018/アメリカ/3.5
05.「男はつらいよ 寅次郎夢枕」第10作/1972/日本/出:八千草薫/3.0
06.「シェナンドー河」1965/アメリカ/2.0 ※
07.「シンプル・フェイバー」2018/アメリカetc/3.+
08.「いつか家族に」2015/韓国/3.0
09.「銃」2018/日本/2.0
10.「ヒョンジュ 釜山港の兄弟」2017/韓国/3.0
11.「希望の灯」2017/ドイツ/3.0
12.「ターミナル」2004/アメリカ/3.5
13.「COLD WAR あの歌、2つの心」2018/ポーランドetc/2.0
14.「モーガン夫人の秘密」2019/アメリカ/3.5
15.「アバウト・タイム 愛おしい時間について」2013/イギリス/3.5 ※
16.「守護教師」2018/韓国/3.0
17.「ミスミソウ」2018/日本/3.5
18.「デッド・ウイッシュ」2018/アメリカ/3.5
19.「パラレルワールド・ラブストーリー」2019/日本/3.0
20.「轢き逃げ 最高の最悪な日」2019/日本/3.5
21.「見えない目撃者」2019/日本/3.5
22.「予期せぬ出来事」1983/イギリス/3.5
23.「X 謀略都市」2018/ハンガリー/3.5
24.「ハード・ナイト」2019/中国etc/3.0
25.「ラヂオの時間」1997/日本/3.5
26.「戦場」1949/アメリカ/3.0
27.「時をかける少女」1983/日本/2.0 ※
28.「インベーション」2007/アメリカ/3.0 ※
29.「狙撃兵」2018/アメリカ/3.0
30.「マックス・ペイン」2008/アメリカ/3.0
31.「エイリアン:ダーク・プロジェクト」2019/カナダ/1.0

☆「断念!映画」
「面白くなさそう」と中断してしまった、「断念=残念」映画は?

「ローグ・ウォリアー 全面戦争」2017/アメリカ
「デンジャラス・チェイス」2019/アメリカetc
「パラダイス・ネクスト」2019/日本etc
「ナビィの恋」1999/日本
「あなたの名前を呼べたら」2018/インドetc
「スリーピングビューティー 眠り姫と悪魔の館」2016/アメリカ
「世界にひとつのプレイブック」2012/アメリカ

妻の浮気で傷心の男と、事故で夫を亡くしたヒロインの再生が描かれているという「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞受賞と後日知る。観ておけばよかったか。

★「映画 VS 原作」
映像作品と原作、どちらが「優?」

「天国でまた会おう」
ピエール・ルメートル脚本 アルベール・デュポンテル監督映画◎ VS ピエール・ルメートル原作○
原作読まず、展開知らねば評価「4」となる作品かも。

★「寸評!」

シルベスター・スタローンやブルース・ウイルスに比べ、リーアム・ニーソンは出演作を選ぶ俳優だと思う。が、主人公の元秘密工作員の娘が人身売買組織に誘拐され、96時間以内に見つけ出さねば永久に行方がわからなくなるという設定での傑作「96時間」、その犯罪組織のボスが主人公一家に復讐する続編「96時間 リベンジ」、そしての最終章の今回の「96時間 レクイエム」なぁんだけど・・・モノクロTVドラマ時代、主人公がラスト、航空機から落とされるなどの絶体絶命の場面で毎回終わるアメリカドラマがあった。で、次の回には何らかの方法で生き延びていて、子供心に「おかしいやん」と。残念ながら本作にもそんな場面が・・・。

3月の「ガジュ丸賞」はデンマーク映画「THE GUILTY/ギルティ」だった。それを知った墨丸会員チャン氏が「ならば」と教えてくれたのが「search サーチ」。高校生の娘が行方不明に。父親が娘のパソコンでSNSやアプリを調べ始め、ラスト意外な事実がという展開で見応えあり。なんだけど、アメリカ映画やのになんで韓国人が主人公やねんと、昨今の反日の反動からそう思ってしまう我が単純さが、残念。韓流ドラマにいまだはまり込んでる我が妻リ・フジンの無神経さはもっと残念。

「男はつらいよ 寅次郎夢枕」は、10作目にして寅さんの恋が成就しそうな展開。お相手は永遠のマドンナ八千草薫さま。無神経ヒロインじゃない彼女だからこそ寅さんを理解できるのだ?

1965年の西部劇「シェナンドー河」は、上映当時は好みの作品だった。
アメリカ南部の農場一家が南北戦争に巻き込まれ翻弄される展開で、監督はジョン・ウエイン主演などの秀作西部劇を手掛けたアンドリュー・V・マクラグレン。主演はジェームス・スチュワート。なのに半世紀後に観ると古臭くって・・・ただ、この作品の二年後に名作「卒業」のヒロインとなるキャサリン・ロスが脇役出演していることを今回初めて知った。が、ともさかりえ主演の「友子の場合」で脇役だった仲間由紀恵さん同様、この時点では魅力のない女優・・・。

息子を預けたまま失踪したママ友の行方を追うという「シンプル・フェイバー」は、完全忘却・・・。日本映画「銃」(武正晴監督 村上虹郎主演)も完全忘却だけど、原作者の中村文則の小説自体、何を読んでも低評価ゆえどうでも良い感。なれど、自分の脳みそはどうでも良くはない・・・。

★「ガジュ丸賞!」

今回からひと月まとめての記述じゃなく、観終わるたびに記録をと思っていたのに、あいも変わらずの企画倒れ。でも特筆するほどの作品もなく、7月の「ガジュ丸賞!」は、ナシ。

「今夜の映画!」(7/2020)完

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