96「天空の城ツアー 前編」

4.20.sun.〜21.mon./2008

★高取城へ

墨丸我孫子店第1回旅行開催。
旧墨丸店の長居や千代田での印象深い旅行は、和歌山加太の漁師旅館での2年続けての忘年会(墨丸会員46号ミヤキくん泥酔し、朝まで一人喋り続けてのあだ名が「極東放送」となった)、滋賀湖北での熊鍋を食す会(これはボタン鍋風。美味)、韓国ソウルツアー(観光ルートにはない旧日本軍の刑務所跡は必見?)、そして恒例となった沖縄グスク&戦跡巡りですか。
韓国ツアーの頃、次回は東南アジア、そしてオーストラリア、そして・・・と徐々に遠方へと企画。が、飲酒運転取締り等に伴う不景気から、以後断念中。

で、新生墨丸での初旅行は、奈良の「天空の城 高取城跡」への一泊ハイキング。
当HP「今月のニュース」等の参加者募集で我輩含め、会員20号せいざぶろう、44号ひとりん、非会員パパリン、306号白石温泉、320号サノ氏、388号ちかねぇ、462号やすべぇ、734号チャン氏、787号ネチャーエフの計10名参加。

午前9時墨丸店舗前集合。
我輩この日1時間の睡眠なれど、遊行となれば元気はつらつ。
先発サノ氏運転の日産エルグランドに6名乗り込み、後発の我輩は進行方向各所でネチャーエフ、せいざぶろう、白石温泉拾う役目・・・が、前夜飲み会だったせいざぶろう「車のキー、飲み屋に忘れたぁ。その店オープンの夕方まで大阪離れられません・・・」

出発して約30分後、前夜ルート確認済みのサノ氏より電話。
「309号線突き当たりましたけど」「え、もう着いたン!」「ええ。でもあるはずの次の国道ありません」「・・・・」
309号突き当たったならば、目標近鉄吉野線「壺坂山駅」は目の前のはずなんだが・・・。

その後われらもその突き当たりで、「これ、ど〜なっとんねん?」
ナビゲーターの白石温泉、地図みながら「・・・309号、新道できたからですよ」「そやろなぁ、30分で奈良に着くのん早すぎるわなぁ」
その場所は、いまだ大阪府内、富田林であった・・・。

でも、大阪住吉の店舗前から約40分強で、後発の我ら現地着。
いまだ未着のサノ氏グループとは、現地城下町土佐の「観光案内所夢創館」で待ち合わせ。
下見の前回は月曜日夕刻だったため、この夢創館ふくめ各店舗閉店だったが、今回我らは、光栄寺庭先に鎮座する謎の人面岩や江戸時代の作り酒屋改造した料理店「やまと吉永」(昼間は予約制ゆえ内部見学。が、お酒の飲める夜の部に一度は訪れてみたい雰囲気)など、石畳の古い町並み散策。
その後、309号突き当たり地点で迷ってようやく到着のサノ氏グループと合流。

全員集まったところで(せいざぶろうはいまだ大阪)、夢創館の大型ビデオプロジェクターで高取城の再現CG視聴。
高取山を覆いつくすほどの山城の威容(日本最大級とか)には全員「お〜!」。ここでのこれは必見(ネットでもみれますよ)。

夢創館から高取山のふもとに位置する「宗泉寺」まで車で。
ここから山頂まで徒歩約1時間の道のり。が、われら車両部隊責任者二人は山の反対側の下山予定地へ車を廻す役目。
その反対側ルートでは、壺坂寺駐車場が最後の公的駐車場。が、そこを車で通り過ぎ、巨岩に石仏群刻みつけた「五百羅漢」脇を横目に城案内板地点まで行くと、あとは徒歩10分あまりでもう山頂。城跡へはこのルートがいちばん楽だ。

サノ氏「あ〜、みんなみたいに1時間も歩かんでよかったぁ」
徒歩部隊のひとりんなどは、「これハイキングちゃうで、登山やで!」
でも、標高584bの高取山頂に残る城址には感動、請け合い。

次回「後篇」につづく。

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