157「決意の夜?」

10.27.tue./2009

★ウェイティングバー

伝言板にも記しましたが、来る12月27日(日)「第18回墨丸忘年会」について、参加予定者より提案あり。

店での会話。
「せいざぶろうクン、今年も忘年会参加するやろ?」
「次の日仕事やん・・・」
「10時に終わるンやで?」
「終わってからまたこの店で呑むもん」
「呑まんだらええやん!」

別の日の店での会話。
「チャンさん、忘年会は?」
「行きますよ。でも次の日仕事納めやなぁ」
「終わんの10時でっせ」
「それからまた呑むでしょ・・・」

う〜ん皆さん、忘年会だけでは物足らないようで(・・・我輩のぞいて)。
で、チャンさんいわく「忘年会始まる前に呑みましょうよ!」

斬新なる提案!
で、当日、墨丸をウェイティング・バーとすることに決定。
午後6時より忘年会開催前の7時45分位まで、ドリンク10%オフにて。
・・・そうしても宴会後、また店開けるはめになるんやろうけど。

★朝まで?

おなじく伝言板に記しましたが、「朝まで営業」することに。
この経済的苦境下、田舎町という立地ならいざしらず、需要なきにしもあらず、ですよね?ね?

考えてみると、例えば3時にクローズし、あと我輩が何をしてるかというと・・・
夜食摂りながらDVDレコーダーのHDDに録画した映画を、酔いと睡魔で例の欠陥簡易ベッドに倒れ込む寸前まで見続けているというパターン。
ゆえに見た映画をほとんど覚えていない、という無意味極まりない日常。
最近印象に残ってるのは、N・シャマラン監督の「ハプニング」、S・キング原作の「1408号室」、セルビアの大物戦犯をジャーナリストが追う、ラストは甘いがの「ハンティング・パーティ」くらい。
で、最近「今夜の映画!」コーナー掲載されぬわけでもある。
かつ、HDD満杯録画分を見てしまわぬと次のがもう録画できないという事情もある。

苦境脱するには、「プラス労働」もしくは「完全犯罪」しかない。
しかし昼間のバイトするほど時間的余裕はないと思われ(このへんあまり熟考せず)、知力に欠け天罰信ずる我輩は犯罪小説愛読者止まり(読後、ますます我が知力のなさ実感するし)。
で、どうせ起きてて遠距離自宅まで帰る気もないならば、店オープンしつつ映画みてたら?と、気づいた。
それに3時閉店としつつも4時5時までの営業ザラなんだし。

問題は、営業時間中に、自主的に呑んでしまうこと。
かつ、空腹感から好きな「やきとり」「刺身」のイメージにさいなまれること(お客サンの「やきとり!」の魔の一言で早仕舞いしてしまったこと、数知れずだ)。
これら克服できれば何時間でも働く自信、たぶんアリ。

バー労働経験者のSクンいわく「そりゃいいことですよ、3時から朝までの需要はあるもんですよ」(ホンマかいなぁ・・・)。
で、昨夜は月曜かつ雨模様なのに、初日ゆえ頑張った。
最近、呑む欲求も体力も衰えてるせいか、昨夜は午前2時まで一滴も呑まず。
その後、あいかわらずバーボン飲み続けたけれど・・・。
結果、空模様悪しにもかかわらず、4時まで常連サンおられ、その時刻に新規の方2名来店。5時半まで営業。
この調子で運営してみるので、皆さんご声援のほどよろしくお願い。
人間だもの(この言葉とこの作者は好きじゃない)、時たま皆さんと呑みに出る気、大いにあり。

ただ空腹感満たすのはやはりままならず、初日は道路向かいの喫茶「しおの」に午前6時、白飯めざして直行。
「朝定食を!」
「すみません、まだご飯炊けてないの」
「・・・」
「あと40分位かかるけど」
「むむ、じゃぁ出来るまでコーヒーとゆで卵」

・・・40分間、新聞、週刊誌に目を通せども、疲れと酔いでほとんど頭に入らずの朝だった。で、どうなるかもう分かりません・・・。

「決意の夜?」完

<戻る>