214「サタディ・ペイン」

2.1.tue./2011

★しびれ

朝から左手先がしびれてます。
脳溢血か脳梗塞の前兆かしらん?
とりあえず銭湯に行って血液の循環良くしてみょう、と実行したけれど、夜になっても直らず。

・・・で、思い出した。
数年前にもこの症状、ありました。
そのときは不安になって整形外科に行くと先生、気軽にいわく「サタディ・ペインや。夕べ女の子に腕枕しとったんちゃう?」
・・・そんな相手、おるかい!
いや、いたとしても、そんな覚えないで・・・。
いや、そうとしても、「そうですねん」なんて普通答えんわ?
治療は、たぶんなかったかと。「ほっとったら直るわ」ってな調子で。もちろん診察料・・・とられた。

そうなんです。
休日前夜の土曜の夜、「彼女」とゆったりベッドイン。
で、長時間腕枕してあげてると翌日あらわれる症状らしく、アメリカではそう呼ぶんだって。「サタディ・ペイン」。ええ言葉やな、彼女おったらの話やけど。
今回我輩の場合は、ベッドの中で寒気にちぢこまってあご下まで毛布被り、手も寒いから指先だけ出してのヘンな姿勢で新聞二日分読み続けてたせい・・・だと思う。

この商売し始めた頃、足ひざが痛くなって曲げられなくなった。
そのときは整骨院に行き、職業聞かれていわれたのが「カウンター内にスノコ置いてます?」
これは的確な質問だった。
コンクリート上でじかに立ち仕事してるとこの症状に陥りやすいんだとか。
で、人工芝やスノコを置き、以後その痛みは訪れてはいない。

・・・これ更新できてなかったら、脳溢血でたぶん死んでるか床に意識不明で倒れこんでいるかってこと。みなさん、さよなら、さよなら(しょもない遺書・・・)。

はい、今夜のオチです。
前文書き終えての数時間後、思い出した。
その瞬間、ヒマゆえカウンターに座ってお客さんと飲んでいて、昨夜のこの席でのこと思い出した。
昨夜、お客さんに誘われ飲みに出てのそのあと、こんなこと珍しいんですけどカウンターで寝てしまってたんです。自分の腕、腕枕にして・・・。

★「今夜の名言!」

クリント・イーストウッドが自作を語るテレビ番組で。

「本当に強い男は女性を敬い、本当に強い女は男を敬う。そうでない者たちが問題を起こすんだ」
 (我輩は弱いんだ・・・?)

「昔の男は自分の思考に疑いなど持たなかった。たとえ女性の身になって考えてみろといわれてもさっさと飲みにいく始末。男と女で考え方はまるで違ったが、なんとか折り合っていたんだ」
 (俺は昔の男だったんだ・・・?)

★「今夜の迷言!」

前回紹介の「悪夢のエレベーター」より。

三郎とオカマのマッキーの会話。
「何、怒ってるねん。オカマのヒステリーなんか見たくないぞ」
「わかってないわね。オカマの成分は、六割が水分、三割がヒステリーよ」
「残りの一割は?」
「ジョージ・クルーニーを想う気持ちよ」

カオルとマッキーの会話。
「オカマは何かと忙しいのよ。男が女になるんだから、一日の半分がメイクとメイク直しよ。本なんて読んでる暇なんてないの。(中略)その前に、サスペンスとミステリーってどう違うわけ?」
「ハラハラするのがサスペンス。謎を解くのがミステリーです!」
「オカマの日常そのものじゃない。いい男が店に来たんだけど、どうしましょう。ゲイかしら?ノンケかしら?ほら、サスペンス&ミステリーよ」

「サタディ・ペイン」完

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