253「消失の夏」

7.26.thu./2012

★冷たいカレー

蒸し暑くなると急に食欲減退。
営業時間前、なにか腹に入れておかねばと思いつくのは、この時期決まって「カレーライス」

で、某店に。
メニューに「冷たいカレー」とありました。
そんなの食べたことない。
注文しました。
・・・後半、吐きそうに。

カレー温めるのをめんどくさがってそのまま食してしまった風味だわ。
ま、お店側はそれなりに工夫はしてるのでしょうが・・・。
もう一生食べません。いや、食べれません。めんどくさがりません、温めるまでは(?)

★安いけど・・・ン!

我輩、インスタント食品はほとんど食しません。
特にカップ麺は袋入りよりまずく感じられ、口にはしない派。

先日、サッポロ一番「ちゃんぽん」(これは袋入り。78円)を買いました。
最近のラーメン屋のラーメンはスープが濃厚すぎて好きではないのだけれど、ちゃんぽんは麺類としては日本蕎麦の次に食すほうでしょうか。
で、本品食してみて・・・

おっ!
これはかつて「世の中にはゼッタイはない。だがこれは絶対にウマイ!」のコマーシャルのもと発売されたインスタントスパゲッティ「スパ王」に匹敵するのではないか?(「スパ王」は当時予想以上の出来でした)
このちゃんぽん、「魚介ととんこつのまろやかスープ」ってのが食堂のそれに匹敵しているかもで。ちなみに「第30回優秀ヒット賞受賞」の品。
う〜む、貧乏人のささやかなこの感動は「スパ王」ふくめ、広告宣伝による洗脳ゆえかもしれぬなぁ。

それともう一点。
百円ローソンの「生クリーム大福小豆」が。

我輩、甘いもの、特に饅頭はキライだけれど、「豚まん」と「大福」は、まぁ食べれる派。
で、この「純生クリーム使用」とパッケージに書かれたそれを「どんな味?」と食してみると、これが甘すぎもせず・・・!
餅と小豆と生クリームのとりあわせなんて、考える方は考えるもんです。
金がなくともこれとちゃんぽんだけ(105円+78円=183円)で生きていけそう・・・。

★目からウロコ

一反で、人ひとりが一年に食う米が穫れる。一反でおよそ一石。
一反は三百坪。その昔は三百六十坪。
つまり一坪の土地で一日分の米が収穫できた。
坪とか反とかいうのは、実はすべて米作りからできた尺度。

前回「今夜の本!」で紹介の百田尚樹「影法師」から。
時代小説での「何万石」って記述、人生ン十年にしてようやく理解(遅すぎるわ・・・)

もう一点。
週刊新潮連載「変見自在」(高山正之)はお気に入りコラム。
でもこれは、読み始めた当初、意味が分からなかった。

いわく・・・
「大浴場に客が一人。壁に温度計とアンモニア計があってもう一人湯船に入ってきた途端、アンモニア計がどんどん上がっていく・・・」
??? で、著者は続けて・・・
「確かにおしっこ臭い大浴場は多い。だから温泉は早朝に限っている」と。

ここから大阪市職員の刺青禁止令に朝日新聞が「愛の印」だの「魔よけ」の意味だのと稚拙な言い訳の挙句が、「野蛮な習俗と禁止したが、文明国の貴族は憧れの対象」との記事への反論につづくんだけれど(そんな文明国で共産党が勢力伸ばしてるのは日本だけってのも嬉しいでしょ、朝日サン)、今回は「おしっこ臭い」って箇所だけが印象に残ってしまい・・・ホントに大浴場って、そう?・・・今は風呂の話からなぜ入れ墨の話に繋がったのか、思い出せなくイライラしている。

★消失

以前、エアコンのリモコンが見当たらなくなった云々の話で、その際にキッチンバサミなども見つからぬままと記したことが・・・。
で、先日らいどこに?と思ってた「チャッカマン」、なんと屋外の「郵便受けのボックス奥」に。なんで?なんで?なんで?

★大消失

今月末で当店も20年目を迎える。
そんなにも営業してると幾度かの盗難被害にも遭うものか。
(自宅被害はいまのところ皆無なのに商売してると意外に・・・)

昔、ハイネケンの看板や屋外の植木が盗まれた。
その植木については、酔って初来店のおばはん「あの植木あたしが持ってかえってん」と自慢げに告白。絶句。
ピンク電話内の小銭も盗まれ、十数年前には入り口ドアガラス破られての空き巣被害に。
そしての今回、16日の祝日営業終了後、店を留守にしている間に二度目の空き巣被害に・・・。

15日分(日曜ゆえ)と17日の銀行等支払い保管分&売り上げ、つり銭予備すべてと、私物や通帳類入れたバックが盗難に・・・。
1円玉のみ残っていてつり銭もなく、17日(火)営業できず。

ま、いつものように店で寝入っていて犯人と遭遇しての肉体的被害受けなかったこと幸いと、お客さん方おっしゃられるが・・・。
ゆえに20周年案内状も、持ち金ゼロでお出しできずじまい也。
※28日は、恒例ファーストドリンク28%オフ!
 29〜31日は、オリジナルグッズプレゼント!

ちなみにその日の運勢、「ゆっくりのんびり楽しみ多い」と。
・・・事件の夜、食事代もなく(78円のちゃんぽんも買えず)路頭に迷ってると「今夜は休み?」と電話くれたお客さん哀れんで、夕食と酒たらふくご馳走になってしまったこと鑑みると、まぁそうかもしれないけれど「楽しみ多い」って?アホか。

アホといえば被害にあった通帳、キャッシュカードの再発行手数料が各1050円也。総額1万円あまり。「泣きっ面に蜂」とはこのことで、銀行は泥棒みたいなもん。
お見合い等で「銀行勤務の人だから」云々ともてはやされるが、昔っから我輩、ただの金貸しやん、エリートぶるなと軽蔑の対象職業。
ただし、信用金庫は被害届けの警察受理番号届けることで無料。宝くじ当たったら信用金庫へだ。
・・・あ、私物のなかに貯めに貯めた宝くじも入っていたのだった!もう死にたい・・・。

別件で問題なのは、なぜかウサギの子ダミンが事件当夜、檻の外に出されていたこと。
で、その日以来、ダミンに警戒心芽生え、もう近寄ってもきません、噛みつきます。よほど手荒に扱われたんでしょうか。
臆病で役立たずのウサギめ!
ま、そんなこんなで、ブログ更新する気力ナシの昨今だったわけ・・・。

★「新フード!」

「オイルサーディンの醤油焼き」は定番フードですが、あらたに「サーディンライス」「サーディンサラダ」追加。

「消失の夏」完

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