361「なんだコレ?」

5.25.thu./2017

★絶・不調

5月初め、左顔面が通常の3倍ぐらいに腫れ上がった。
なぜか痛みはなかった。
けれどモノが噛めず、食事が喉を通らなくなった。
それで3〜4日間ナニも食べず、栄養補給にとビールと日本酒、牛乳だけを飲んでいた。
体重50キロ切らぬよう(一昨年の入院中に体重10キロ以上減り、医師から50キロ下回ると胃ろう手術をといわれ)この一年半、ギリギリ50キロそこそこをキープしていたというのに、とうとう48キロに・・・さすがにもうフラフラであった(ような気がする)。

行きつけの歯科医院に電話し、発症から4日めに診てもらった。
素人考えで歯ぐきからバイキンでも入ったのかと思いきや医者いわく、「体内にはもともと悪い菌が潜んでいるんです。体力が落ちて免疫力が低下するとそれが悪さし始めるんです」
抗生物質処方してもらって腫れは5日目にようやく引いたのだが、そうか、体力低下が原因だったのか・・・。

★禁煙から?

退院後一年半、病気の後遺症のひとつである味覚障害がいまだ続いており、ほぼ一日一食の食事ペースのままなのだ。体力が落ちるのも当然なのだけど・・・。

かつて禁煙中(一年間)に体重10キロ以上も増え(摂食過剰。今と真逆だ)、70キロほどになったことがある。そのときはスーツも下着も買い替えねばならなくなり、「靴下だけやぞ、買わんでよかったの」と冗談言っているうちに、高血圧症に。
医者に「喫煙中の方が健康でしたやん」と冗談まじりに言ってはいたけれど、それはやはり正解で、その禁煙から始まった高血圧が巡り巡って一昨年の発病に至ったわけであるから人生おかしなものである。

★不調のウラで

退院後半年ごとの脳神経外科でのMRI検査等はともかく、2月末から眼科、3月はじめから歯科にも通い始めている。これらも体力低下が原因ではないかと思えてきた。

眼科は、228「時計仕掛けのオレンジの悪夢」記載の「網膜裂孔」手術後、墨丸近くの住吉区杉本町の個人医院での半年ごとの検査だけで済んでいたのに、今回はじめて受診した地元KN市の眼科医「白内障の手術を要します。ドライアイにも罹っています」と、手術までほぼ一週間ごとの受診となってしまった。
住吉区の眼科では「白内障の気配が」「じゃあ先生、手術を。手術で視力回復もするんでしょ」「いやいや、まだまだ大丈夫」だったのに・・・。

住吉区の歯科もまた、「先生、この歯がグラつくんですけど」「大丈夫、大丈夫。あなたの歯ぐきは丈夫だからしっかりブラッシングさえしてれば」だったのに、今回の地元歯科医はあっさり「歯周病です」と、これも週一の通院に・・・。

★おかしな医者

このことはまぁ、住吉の歯科医がおかしかったのだ。
初日は歯石を取ったぐらいで診察終え、虫歯かと思っていた歯の変色した箇所は手付かず。
そのあと月一回DMがきて行ってみるとブラッシングするだけでその歯ブラシ代も請求されての繰り返し。

ある時、墨丸のお客さんが「え、あの歯医者行ってんの!」「なにか?」「あの医者言いよってん、この治療箇所はちょっとおかしいですねって。で、言うたってん、お前が治療したとこやんか!って。ヤブやで、あそこ」ゆえに以降のDMは無視。行かなくなった。
そして歯ぐきが丈夫などころかあのグラつきは歯周病が原因だったし、あの変色箇所も立派な(?)虫歯と今回判明・・・。

これらに加え、本来の後遺症による体調不良がある。
冬場ゆえの不調がこの暖かい季節になっても改善されず、悪化したかのようにさえ思えるのも体力低下のせいなのか、それとも病が進行しているのか。6月末の脳のMRI検査を早めてもらうことにした昨今、これら医療費だけでも馬鹿にならぬようになってきたのだ。

そこで気になるのだが、看護婦が多いなぁと思う個人医院は比例して診察費が高いように思える。
住吉区での墨丸近くの最初の眼科がそうだった。
あるきっかけで別の眼科に診てもらったところ(前述杉本町の。女医だった。痛いのも我慢できそうだった)、同じ診察内容なのに金額が大きく違っていたのだ。現在通っている地元眼科は「高い」ほうだ・・・。

そんなこんなの熱望していたはずの白内障手術。
・・・目前にしての恐怖心や手術費用のこともあり、自覚症状もないゆえ秋以降にしてもらおうかと先延ばしの考えがふと浮かんだ。今からの季節は術後、太陽がまぶしすぎるらしいし、洗顔洗髪もしばらくできぬというし・・・かつ、診察一分、待ち時間一時間で毎回何千円もの支払いがバカらしく、「夏場は大阪を離れるので頻繁に来れなくなります」とデタラメ申告。これで秋まで延期となった。

★禁煙→血圧上昇→発症→体力低下→発症→そして・・・

ゆえに不調に対する不安かつ金銭面からもこの4月、再び禁煙を始めた。
かつ、同じ要因で呑みにも出かけられぬゆえストレスも溜まり続け・・・こうして身も心も不調となったゆえにこのページ、ながらく更新する気力生まれなかったこと十分察していただけるであろう・・・。

で先ほど、記することナニも思い浮かばぬまま何気なくこのキイ打ち始めるとついこんな内容に・・・で、これまたこの作業につい夢中になり、手にとってしまったのが、タバコだった・・・「なんだコレ?」

「なんだコレ?」完

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