393「2017/年間ベスト作品」発表!

2.16.fri/2018

我がサラリーマン時代の年賀状は、旧年に読んだ「本のベスト作品」したためてのソレ。
けれども23年間の墨丸時代、「本と映画のベスト選出」は企画倒れのまま。
今回、昨年より月々の「推薦作」決めてきたおかげでようやく実現の運びに。ま、墨丸閉店後のヒマさゆえもあってのことだけど。
ただ、手にしやすい文庫本や古本中心ゆえ一般的な新刊評価でなく、映画もまたという点はご了承を。
で、月々の「推薦作!」もとに今も心に残り、再読、再観も可という作品を基準に選出。ただし、再読、再観作品は除外。順位内の作品重複は甲乙つけがしの作品ゆえ。( )は紹介月。

★『「今夜の本!」年間ベスト14/全94作品中』

1位
『桶川ストーカー殺人事件』清水潔(1月)
『殺人犯はそこにいる「隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」』清水潔(1月)
『でっちあげ 「福岡殺人教師」事件の真相』福田ますみ(3月)
『消された一家 北九州連続殺人事件』豊田正義(4月)
『心にナイフをしのばせて』奥野修司(5月)
2位
『イノセント・デイズ』早見和真(6月)
3位
『異聞 太平洋戦記』柴田哲孝(9月)
4位
『緑衣の女』アーナルデュル・インドリダソン(2月)
『闇に香る嘘』下村敦史(4月)
『仲藏狂乱』松井今朝子(5月)
『たった一人の生還 たか号漂流二十七日間の闘い』佐野三治(5月)
『深尾くれない』宇江佐真里(6月)
『花の生涯』舟橋聖一(10月)※
『よもつひらさか』今邑彩(12月)
※同テーマの、諸田玲子「奸婦にあらず」(新田次郎文学賞。文春文庫)が入手しやすいと思います。

★『「今夜の映画!」年間ベスト8/全273作品中』

1位
『ロスト・バケーション』ジャウマ・コレット=セラ監督(4月)
『誘拐報道』伊藤俊也(10月)
『エスコバル 楽園の掟』アンドレア・ディ・ステファノ(12月)
2位
『GONIN サーガ』石井隆(1月)※1
3位
『ヒメノアール』吉田恵輔(7月)
4位
『近松物語』溝口健二(6月)
5位
『レッド・リーコン1942』レナト・ダブレトヤロフ(5月)
『セトウツミ』大森立嗣(6月)※2

※1 前作「GONIN」をまず観ましょう。
※2 テレビドラマ版もオススメ。

「2017/年間ベスト作品」発表! 完

<戻る>