440「書庫珈琲 ショコカフェ 顛末記 B」完結篇

12.12.wed/2018

★三年あまりも経ってしまっていた・・・

2015年夏の我輩入退院後、手持ち無沙汰でかつての店備品を自宅2階に配置したり物置小屋の整理してみたり・・・そんな折、来客方々の「ココでお店したらええねん!」の言葉に少々発奮。
とりあえず、おのれの道楽のためにと物置小屋の書庫化を目指した。
あわせて庭やウッドデッキ、ミニ温室の整備も・・・が、自然とは恐ろしいもので、季節巡ると元のもくあみ。いままた荒れ果てている。

2016年夏の再発症での入退院経て、17年末には墨丸会員の皆さん迎え入れられるぐらいにはとのはずが・・・18年8月中旬「墨丸同窓会」席上、「書庫珈琲どうなってんねん!」との会員OGのお言葉で再発奮。
連載「ガジュ丸の呑舟暦」1月3月篇でお世話になった方々招待しての9月末プレオープンイベント経ての10月1日、書庫未完成ながら宿泊可の墨丸会員サロンとしてようやく「書庫珈琲 墨丸亭」仮オープンにこぎつけた。

で、11月7日、末日までに書庫完成させようと決め、奮闘努力。
そのかいあって、我が人生で片手ほどの数もない「計画達成」が、11月30日をもって実現!

★書庫概要

1階 / 文庫本、海外小説単行本、ノンフィクション本コーナー + 長火鉢の読書席
2階 / 国内小説単行本、旧雑誌「幻影城」「SFマガジン」「奇想天外」「本の雑誌」コーナー + 読書席(ただしココは酷暑酷寒の屋根裏部屋)。
この書庫でお好きな本選別し、自宅2階のテーブル席でコーヒー、ウイスキー片手に読書に親しんでいただく考え。
将来、自宅1階を介護施設に貸与する計画ありで、その際に「書庫珈琲 墨丸亭」一般開放の予定。

※単行本一冊分収録が謳い文句だった「野生時代」や「海外版プレイボーイ」初版からの両雑誌はすでに廃棄。大量の「ミステリーマガジン」は行方不明。かつ今回作業中、ダンボール約30箱分の書物を廃棄してしまっていた。
「してしまった」というのも11月の書庫整理中、ダンボール箱提供されるうえ送料無料の古本買取業者2社の広告チラシが出てきたのだ・・・ああ、もったいない(戦後生まれの「もったいない世代」なのだ)。
いままた数箱分の不要本がある。もう少しためて発送!

「書庫珈琲 ショコカフェ 顛末記」完

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