468「変調:エンシュア・H」

9.28.sat/2019

★変調

昨年、我が病の後遺症である冬場のこわばり感が夏場にも。
で、毎年末の脳のMRI検査、予定繰り上げ受診してみたところ担当医「異常ありません。血管もキレイです」
なのに今年、さらなる体の変調覚え・・・。
このこと以前に、当地の脳神経外科医に「あなた程度の後遺症ならリハビリなんて必要なし」といわれ、自ら望んで参加中のリハビリあっさり中止。そのせいなのかもと・・・。
※病の話は315「恐るべき空白」シリーズ参照。

で、新たにスポーツ器具ベースの週イチのリハビリ再開。
さらに最近、より筋力アップをと(かつ呑み代稼ぎ)の肉体労働バイト週3回もプラス(3回以上なら死ぬ。ただしひ弱な我輩の場合だけど)。
にもかかわらず、昨今さらなる変調が・・・。
長らく病で臥せり、ようやく病床から起き上がれた際の足がカクカクする、あの力入らぬ感じが・・・。

★収容所囚人

「これはオカシイ?」と、今年も早めのMRI検査受診をと思いたち、ふと気づいた・・・もしかして我輩、強制収容所の囚人状態なのでは?

タンパク質摂取心がけ、毎夜「冷や奴」アテに日本酒という名の食事摂ってはいるものの、発症した味覚障害かつ空腹感も喉の乾きさえも感ぜずといった異常な後遺症ともに緩和されてはいるものの、この冷や奴セットでほぼ一日一食というのが当たり前のような日々・・・2ヶ月もの入院中、それら障害で食事全く摂れずの特別支給高カロリーアイスクリーム1個だけで生き延びてきたような闘病生活下、体重10キロ減50キロ前後に陥ったま〜んまの退院後のこの4年間だったのだ・・・。
これじゃ体酷使のわりに肉体維持する栄養補給、全く追いついていないんだわ。栄養足らんどころか収容所囚人同様、栄養失調で野垂れ死に寸前なんだわコレって、と気づいたわけ(アホやん?アホです)。

★医師に

で、行きつけの内科医院で「素人考えですが」と、このこと述べると・・・センセ「じゃあ、少々飲みにくいので一応味付けはしてありますが・・・それを処方してみましょうか」
我輩「この際、飲みにくいとかはもう関係ありまっせんッ」

そしての処方薬が、経腸栄養剤エンシュア・H(375Kcal)なるモノ。
我輩入院中、体重減で実施寸前だった胃ろう手術、その際の栄養補給用とか。
うれしいことにとりあえず、抹茶、バナナ、ストロベリー、コーヒー、バニラ風味5種とり混ぜてくれての24日分1ケース、「入院中もコレ処方してくれてりゃよかったやん!?」と、嬉々として持ち帰って・・・

※最近の新聞報道で「フルーツジュース」は果実のまま食すに比べ体への効果なしと。野菜ジュースも検証中とあったけれど、今回はまぁそれは「風味」だし・・・?

★カフェの!

ケース開け「コレってまるでカフェドリンクやん!」と、このところ新聞広告で目にしていた筋力アップの「健康補助食品」(金銭余裕あれば試していた)、「血圧高めの方へ」の通販商品ふくめ、なんでこんなバカ高いモン購入する人おるんや?健保での安心かつ安いのんがあるんちゃうん?の我輩、カラフルな各種缶カン手に、「俺は正しかった!」

※「トクホ(特定用保険食品)の製品には「血圧が高めの方に」と記載されていますが、高めな方とは、収縮期血圧が130台程度の高血圧には至っていないが高めであるという人を指します。収縮期血圧が140以上の場合は、高血圧症であり、脳卒中や心筋梗塞を防ぐため、トクホを使って様子をみるのではなく、医療機関を受信していただく必要があります」
(タウン誌「おかあさんチョット」十月号掲載 はぶ医院院長の記事抜粋)

★だけど・・・

で、好きそうでない味のモノからと前述順に毎夕食後飲み始めると、「コ、コレって、ま、まずいやん!」
わずかな風味あるものの、どれもがドロリとしたいや〜な飲み心地。一缶250mL飲み切るのがやっとの、一缶目からもう苦痛の「良薬口に苦し」
ただいま、最後のバニラ味に希望を託している。

かつ「体力なければ眠りも浅いというけれど、なんで我輩こんなに眠れるの?」ゆえに「素人考えですが」で始まったこの対処法、大丈夫なのかしらん?
かつ「飲みにくいとかはもう関係なし」なんて啖呵切ったおのれが恥ずかしい・・・。
といったところで、思いがけぬ事態が待ち受けていたのであった・・・次回!

(1ケース分も処方すんなや!)

「変調:エンシュア・H」は、とりあえず、完

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