527「今夜の映画!」(6/2021のベストは?)

7.15.木/2021

★「今夜の映画!」

ガジュ丸評価基準。
5「傑作!」4「秀作」3.5「佳作」3「普通」2「不満作」1「駄作?」
NF=ノンフィクション系 ※=再観作 ?=ようワカラン

01.「ゴールデン・ジョブ」2018/香港/監:チン・ガーロウ/3.0
02.「ルル・オン・ザ・ブリッジ」1998/アメリカ/監:ポール・オースター/?
03.「イーダ」2013/ポーランドetc/監:パヴェウ・パヴリコフスキ/2.0
04.「グッド・バイ 嘘からはじまる人生喜劇」2019/日本/監:成島出 出:大泉洋/3.0
05.「依頼人」1994/アメリカ/監:ジョエル・シューマカー 出:スーザン・サランドン/3.5
06.「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」2019/アメリカ/監:ウディ・アレン/3.0
07.「バルカン・クライシス」2019/ロシアetc/監:アンドレイ・ヴォールギン/2.0
08.「霧の中の少女」2017/イタリア/監:ドナート・カッリージ/4.0
09.「断崖」1941/アメリカ/監:アルフレッド・ヒッチコック 出:ケーリー・グラント ジョーン・フォンティーン/3.5 ※
10.「ボディカメラ」2020/アメリカ/監:マリク・ヴィタル/3.0
11.「ハッド」1963/アメリカ/監:マーチン・リット 出:ポール・ニューマン/3.5
12.「ゲティ家の身代金」2017/アメリカetc/監:リドリー・スコット 出:クリストファー・プラマー/3.5
13.「めし」1951/日本/監:成瀬巳喜男 出:上原謙 原節子/3.5
14.「sunny サニー 強い気持ち・強い愛」2018/日本/監:大根仁 出:篠原涼子/3.5
15.「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」2017/タイ/監:ナタワット・ブーンピリア/4.0
16.「タクシー運転手 約束は海を越えて」2017/韓国/監:チャン・フン 出:ソン・ガンホ/2.0
17.「スラムドック$ミリオネア」2018/イギリス/監:ダニー・ボイル/3.5
18.「ザ・ビースト」2019/アメリカ/監:ニコラス・パウエル 出:ニコラス・ケイジ/2.0
19.「イップ・マン 序章」2008/香港/監:ウイルソン・イップ 出:ドニー・イェン/3.5
20.「イップ・マン 葉問」2010/香港/監:ウイルソン・イップ 出:ドニー・イェン/3.0
21.「クロール 凶暴領域」2019/アメリカ/監:アレクサンドル・アジャ/3.5
22.「座頭市と用心棒」1970/日本/監:岡本喜八/3.0
23.「ランボー」1982/アメリカ/監:テッド・コッチェフ/2.0 ※
24.「大殺陣」1964/日本/監:工藤栄一 出:里見浩太郎 大友柳太朗/3.5
25.「赤い雪 Red Snow」2019/日本/監:甲斐さやか/1.0
26.「A Friendiy Tale(誰かの幸せ)」2020/フランス/監:ダニエル・コーエン/3.5
27.「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」2006/アメリカ/監:クラーク・ジョンソン 出:マイケル・ダグラス/3.5 ※
28.「愛という名の疑惑」1992/アメリカ/監:フィル・ジョアノー 出:リチャード・ギア キム・ベイシンガー/3.5 ※
29.「最後の初恋」2008/アメリカ/監:ジョージ・C・ウルフ 出:リチャード・ギア ダイアン・レイン/3.0
29.「ディメンション」2020/アメリカ/監:エリック・デミューシー/2.0
30.「私の知らないわたしの素顔」2019/フランスetc/監:サフィ・ネブー 出:ジュリエット・ビノシュ/4.0
31.「スナイパー・フロム・M16」2019/ドイツ/監:ハラルド・フランクリン/3.0
32.「アス」2019/アメリカ/監:ジョーダン・ピール/4.0
33.「リムジン 余命60分」2016/アメリカ/監:スティーブン・C・ミラー/2.0

★「断念!映画」
「面白くなさそう」と中断した、「断念=残念」映画は?

「実録外伝 大阪電撃作戦」1976/日本/監:中島貞夫
「木曜組曲」2002/日本/監:篠原哲雄
「太陽の舌、波打つ熱芯」2020/メキシコ/監:ホセ・ルイス・グティエレス・アリアス
「トランスフォーマー/リベンジ」2009/アメリカ/監:マイケル・ベイ
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」2011/アメリカ/監:マイケル・ベイ
「レガシー・オブ・ライズ」2020/オランダetc/監:アドリアン・ボル
「事故物件 恐い間取り」2020/日本/監:中田秀夫
「イップ・マン 宗師」2019/中国/監:リー・リーミン
「アンナ・カレーニナ」2012/イギリス/監:ジョー・ライト
「ナラタージュ」2017/日本/監:行定勲

★6月の「ガジュ丸賞!」

「霧の中の少女」「依頼人」「ゲティ家の身代金」「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」「スラムドック$ミリオネア」は、鑑賞時には「特筆すべき作品!」だったのに、ここに記す段階ではもう内容うろ覚え・・・。

40年近くも前に観て「興奮」の一言だった第一作「ランボー」は、その後のシリーズで陳腐化していくその萌芽に気づく。ナニに「興奮」したんだろとさえ・・・。

反して、B級とバカにしつつ観た、ハリケーン襲来で水没した町の住人に、飼育場から逃げ出したワニの群れが襲いかかる「クロール 凶暴領域」なんて、「コレってA級マイナスぐらいやん?」だったし、「A Friendiy Tale(誰かの幸せ)」や「私の知らないわたしの素顔」なんてのは小品ながらも、仲の良い男女4人の一人が思いがけず作家デビューしたことから、嫉妬心や劣等感で互いの関係がおかしくなる様や、50代の女が20代の女になりすまし、疑似恋愛に溺れていく様の、そのリアルさに惹きつけられて・・・。

でも結局、特筆すべき作は・・・と迷っていると、記録ノートの片隅記載分を見逃していた。
31、32、33の3作品だ。
33の「リムジン」は、特別仕様のリムジンが川底に水没。車内に閉じ込められた6人の男女が、酸素がなくなる60分以内に脱出できるかという面白そうなシチュエーション・スリラーなんだけど、展開随所に「?」の不満作。

が、「こんなホラーをたて続けに!?」と感嘆したのが、秀作「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督のホラー第2作「アス」!
自分たちとうり二つの家族が、それも不気味極まりないソレが現れて襲いかかってくるという、不条理な恐怖で最後まで目を離せず。評価4.5でもおかしくないほどの映画史に残るホラー!「ゲット・アウト」と共に、もう一度観てみたい。で、6月の「ガジュ丸賞!」は本作に!

「今夜の映画!」(6/2021)完

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