551「春のひととき A」(奇跡?)

04.25.月/2022

★電話回線で。

母が亡くなって、二回線あった電話回線を一回線にまとめた。
その工事終了後、パソコンが不通になっていることに気づいた。
工事会社に電話で問い合わせた。
そして、工事側の指示通りにパソコン操作。
・・・でも、つながらない。

今ご覧のこのページ作成のみに使用という程度のパソコン音痴の我輩ゆえ、パソコンに詳しい人物に改めて工事側と対応してもらうこととなり、この日の数十分もの無駄な作業終了。

その改めての日曜日。
我が家に招いた若き「パソコン修復師」と工事側との電話やりとり改めての再開。
・・・でもでも、つながらない。

双方協議の結果、パソコンメーカーに問い合わせることとなる。
でも、この日の日曜はメーカー休業日。
ゆえに、来たる平日のメーカー対応は我輩がする破目に。
サラリーマンの「修復師」は平日は勤務日ゆえ不在ゆえ。
ふりだしに戻ってしまった・・・。

もう絶望。
工事会社も「修復師」もお手上げのこの事態、パソコン原始人の我輩などが今後対応できるはずもない。
四半世紀続いた「墨丸」もこれで完全消滅・・・と落胆しつつ、地獄と化したパソコン部屋から録画映画を観続けている逃避部屋へ移動。

と、そこで目にしたのが、座卓上の束ねた新聞、ペン差し、メモ帳、飲み残しのコーヒーカップ等などとともにあった、一眼レフカメラの取説。
その取説、もう何日も前からそこにある。
いつからかもわからぬほど前からそこに。
カメラ操作熟知目指し、まずは取説読破と座卓上に出していた。
でも、パソコン音痴イコール機械音痴の我輩ゆえ、もうずぅ〜と前からそこに置きっぱなし。カメラ自体ももう何年も触ってもいない。

ふと、その取説表紙片隅に、ボールペンで何やら書かれているのに気づいた。
なんだ?
・・・いつだったか、テレビ番組だったかで、これは役立つかもとあわてて走り書きしたヤツだ。
「ALT+F4」と書いてある。
つづいてその下に「画面閉 再起動」との同じく走り書き。
もしかしてと、地獄部屋にとって返した。
パソコンにソレを打ち込んでみた。
アッ、起動した。
あっという間に、よみがえった。
これは奇跡みたいな出来事?
何だったんだろ、今までの各数十分!
ゆえに「墨丸」独白、続きます・・・。

「春のひととき」つづく

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