2.22.土/2025
我輩が「巣」と呼ぶ四畳半自室には、亡き母が使っていたベッド、雑誌や資料詰め込んだ木製棚 (D30W110H140)、リサイクル店で数百円だった新品折り畳みデスク(D40W80/只今パソコン使用中の)、酒場墨丸で使っていた厨房用ステンレス棚(D45W90H170/旧パソコン置き場)、以上四点が配置され部屋の大半を占めている。
が、驚くなかれその残った場所に、文庫本専用本棚大中小を計「15」をも、これは我ながら見事といえるほど、天井高まで「立体的」に、背表紙が日焼けせぬよう組み合わせ設置しているのであ〜る。かつ、地震でベッドの我輩頭上(だけ)には倒れ来ぬようにして…(本もほぼ満杯状態ゆえ)。
これらは文庫本用ゆえ、単行本用にカラーボックス一個とベッド脇の壁に作り付けた長さ3b弱の棚板も(あ、その下にW180aの文庫本用棚板も取り付けてあったわ)。
これら本棚はすべて各所のリサイクル店で数百円で購入したもの。美麗。より格安の、棚の一部や金具欠品商品はホームセンターでの該当品購入で完成品に仕上げて。なかには姿見の鏡扉のある高さ170aの細長い本棚もあるけれど、それでも千円余りの品だった(コレは最近Tシャツ収納棚と化した)。
そんなある日のこと。
サカイ引越センターグループのリサイクル店「ジャングル ジャングル」で、これまた税込み888円のキャスター付き四段棚商品発見。
けど「…置くとこ、あったかしらん?」
で、この時は買わず(これがいつも間違いのもと。リサイクル店では即、他人に買われてしまうのだ。が、今回は違った「間違い」発生)。
いったん帰宅し本棚組み合わせチェックしてみると、一か所にピッタリはめ込めそうではないか。
後日、再度のクルマでの購入行。
ここで間違ってしまった…「訪問ルート」を。
セカンドストリート狭山店、トレファク堺店、セカンドストリート堺店各リサイクル店横目にしつつ310号線ひたすら西へ。
で、何を血迷ったか、直線換算距離で数百メートル先がもう目的店舗「ジャングル初芝店」だというのに、帰り道として何度か利用の310号線横切る阪和自動車道高架下の道路へと右折(先のまま直進した場合、たった数メートル、逆走せねばならぬ箇所があることが「時間の無駄」という悪魔のささやきで「安物買いの銭失い」的悪夢の状況へと陥ってしまった…)。で、その道路は、店に「向かう」ルートとして、初めて走る道だった…。
少し走って左折すると目的地はもう目の前。
このルートのほうが早いじゃん?今度からこの道にしょ!
と…その左折する曲がり角がわからなくなった。
いつもの帰り時間より走りすぎてる?
このままだと…と、左折。
するとそこには、見たこともない風景が広がっていた。
いったいここはどこ?
あいにくの帰宅ラッシュ。
我輩の前後には長蛇の車の列。
停車してロードマップ確認する場所も見当たらぬ。
どのくらい迷走しただろうか、大通りの交差点にさしかかった。
ん?向かいのアレは見たことのある大型飲食店?
が、それをどこで見かけたのか思い出せぬ。
毎日顔を合わせている家族のはずなのに、相手が誰だかわからぬような、もうこれは認知症的状態。
混乱して気づけば右折ラインに。
と、右折したとたん、その道路は大阪方面に向かう際に利用する309号線と気づいた。
が、ふたたび混乱。
なんでこんなとこに出てきてん!?
かつ、我輩はいま北に向かって走ってるのか?南に向かっているのか?
気づいた。
松原市役所があった。
ならば只今北向き走行だ!大阪に行ってしまう!と、行く手にあった大型飲食店の駐車場に入ってUターン。
で、そこからどこをどう走ったのか、気づけば目的地「初芝」地域、だった。
後日、その309号線の丹南という地域をクルマで通るたびに思う。
我輩はどの脇道から309号線に出てきたのか?
309号線に出た際に見かけた大型飲食店とUターンした際の大型飲食店外観似ていてどちらを先に見た店だったのか?どっちにも正面に脇道がある。そしてあのときホントに北向き走行だったのか?松原市役所を左右どちらの車線側で見かけたのか?これら、パニック状態(プラス認知症状態)だったゆえまるで覚えていず、異次元から突如309号線に出たような感覚にまとわり憑かれている我輩であった…。
註;物置小屋改変の「書庫」は10%未完成のまま、はや数年経過…。
「おもいでまいご」つづく